出産をしたら14日以内に出生届けを市役所に提出しなければなりません。

戸籍法第49条
出生の届出は、14日以内(国外で出生があつたときは、3箇月以内)にこれをしなければならない。

お母さんは出産という命を賭けた大仕事をやり終えた後、体力が回復するまでゆっくりと安静にしなければなりません(=産褥期、床上げ期間)。

しかし、この戸籍法の関係上、14日以内に出生届けを提出することが義務付けられています。

産褥期は6週~8週(42日~56日)とされているので、
安静にしておかなくてはならない期間なのに市役所の窓口に行って届出を提出しなければなりません
しかも。
出生届けだけではなく、国民健康保険(国保加入者)、子ども医療費助成、児童手当、無料ゴミ処理券と合計5つの窓口を回らないといけません

・出生届け・・・市民課
・国民健康保険・・・国民健康保険課
・子ども医療費助成・・・同課医療助成係
・児童手当・・・子育て支援課
・ゴミ無料券・・・生活環境課

お父さんやご家族など、他に頼める方がおられるなら問題はないのですが、
産後間もないお母さんが、生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこしながら市役所の窓口を5つも回らなければいけないのは「子育てにやさしい街」とはいえません

そこで、郵送による届け出の簡素化と、出生届けの提出時に他の窓口に行かずに処理できる「ワンストップ化」を提案しました。

郵送(出生届けのみ)による届け出は現在でもおこなっているのですが、ここ数年、郵送による届け出の実績は全くなし・・・とのこと。
おそらく、郵送できるのは出生届けしかできないという現状(他の4つの関係書類は来庁しなくてはならない)が考えられるので、
郵送してもらうんなら、関係書類一式も同時に郵送できるようにするべき」と指摘しました。
「市立の母子センターなら可能かも」という答弁もいただいたので、他のお産を扱う近隣医療機関にも同様の対応をするようにと重ねて要望をしました。

そして、それでも「書類のどこに何を書けばいいか分からない」という理由から直接来庁される方もいるので、一つの窓口で全ての提出が完結できる「ワンストップ化」を提案。

部課を跨いでの連携は行政の苦手とするところですが、この期に及んで縦割り論を盾に「できない理由」を述べられるのであれば、それは本当に「弊害」でしかありません。害です。

しかし、有難いことにレク段階では職員も共感してくれていたので、ゆっくりと前に進みそうな手ごたえは感じました。

繰り返しますが、「産褥期は安静に」と言われながらも、出生届けを提出するさいに市役所が窓口をたらい回しさせているのは、まさに本末転倒。

子育ての始まりはお産。
このお産の段階から「子育てにやさしい街」という安心できるイメージをもってもらうためにも、お産をめぐる環境の充実にチカラを入れていきます。

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