(質問1)

先日、初めて福祉バスに試乗させてもらいました。
「空気を乗せて走ってる」と市民からよく言われるので、実際に乗ってみたら、驚きました。
発車後、5つ目か6つ目の停留所で乗車席の8割ほどが埋まってしまい、
今まで抱いていた先入観が現場を知らないまま作られた先入観だったと気付かされました。

車内では「越してきたばかりなんだけど、評判の眼科知りませんか?」とか
「ライフに行きたいんだけど、安全な道はないかしら?」などとお年寄り同士の貴重な情報交換の場が形成されており、
「高齢者の便利な交通手段」以上の役割を果たしていると実感しました。

一方で、「もっと便利にならないかしら」というご意見も頂戴しています。
なので、利便性の確保という観点で質問をいたしますが、まずは細かいところをお聞きします。

今年度から新たに設けられた停留所「加茂幼稚園西」は、加茂病院の前で停車します。
ここの停留所の利用者はほとんどが加茂病院の利用者であると推察されることから、
なぜ「加茂病院前」と分かりやすい表記をしないのでしょうか?

(答弁1)

福祉バスは、高齢者や障がい者の安全な移動と利便性を確保するため、
平成6年4月に、市内3カ所の老人福祉センター、市役所、保健センターなど市内公共施設を循環する形で導入されている。
そのため、現在、停留所名については、市内公共施設の名称としている。

(質問2)

その答弁で穴があることはお気づきでしょうが、それなら「アプラたかいし」「取石南保育園」「千代田郵便局前」という他の停留所はどうなるのでしょうか。
これらは公共施設の名称ではありません。

おそらく、民間施設の名称にしてしまうと、公権力による利益誘導が働いてしまうとお考えなのでしょうが、
停留所名を利用者に分かりやすく変えたところで爆発的に売り上げが伸びるとは考えにくいと思われます。

他市の福祉バス停留所名の状況を見てみると大阪市鶴見区では「イオンモール」、
西淀川区では「関西スーパー」「〇〇診療所」「〇〇病院」「ユニクロ」などの名称がつけられています。
一方で「福祉バス」という「福祉の目的を達成する」ことから民間施設の名称使用を避けており、
利用者からは分かりにくい表記の他市も多く見受けられる。

しかし、高齢者の外出促進が健康増進や介護要望に供することは周知の事実で、
高石市としても
健幸のまちとして「歩行意欲の増進」を事業として行っている。
高齢者が福祉バスに乗車して市内の「行きたい場所」に外出できる環境を整備することも「福祉の目的」に十分かなっている。
従来の固定観念に捉われず、高齢者の方々が福祉バスに乗りやすいよう利便性を確保してほしい。

具体例を挙げると、
・「市外停留所の設置」アリオ鳳、燦々プール、北助松駅など
・「空白地域の充足」西取石5、7丁目

これらの実現可能性について見解をお聞かせください。

(答弁2)

検討する。

(要望)

福祉バスという形態が利便性向上を邪魔しているのであれば、コミュニティバスに切替えるべきだが、
それだと第2種免許が必要となり委託料の増大も避けられないと思われます。
しかし、高齢者の交通手段の利便性を高めるためには「福祉バスでいいのか、コミュニティバスがいいのか」という議論されてこなかったので、
今日の質問だけで今後の方向を決定づける答弁が貰えるとは思っていない。

福祉バスは福祉部局、コミュニティバスは土木部局と、部課が縦割りにより区分されているため議論するという素地がなかったと思います。
これからは、全庁的な議論を重ねていき、高齢者の公共交通機関としてますます活躍できるバスの運行形態を見出してほしいと思います。

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