20101217日 チュニジアの失業中の男性モハメッド・ブウアジジ氏が街頭での青果販売を警察によって阻止され、それを苦に、焼身自殺によって異をとなえた。また、そのブウアジジ氏の葬儀も警察によって妨害されたことにより、チュニジア国民の反発は一気に激化。ウィキリークスやFacebookなどインターネットのソーシャルネットワークを中心に、反発運動は民主化デモへと進化し、今年の114日、ベンアリ大統領の国外脱出により23年間のチュニジア政権は崩壊した。

ひとりの青年の死が、イスラム圏での民主化運動として昇華されたこの運動は、チュニジアの国花ジャスミンから「ジャスミン革命」と命名された。

 

 

 

 

 

 

20106月 エジプト、アレクサンドリア市に住むカレド・サエド氏は、警察の麻薬取引に関与する映像をYouTubeにアップロードした。その2時間後にサエド氏は警察から拷問を受け、帰らぬ人となってしまった。そのサエド氏の悲惨な亡骸の写真もネットで公開されたことによりFacebookには「We are all Khalid Saeed 私たちもカレド・サエド氏と同じ事がいつ自分の身に起こってもおかしくない」というメッセージが掲げられた。それは、今年の125日にタハリール広場に集まって抗議しようという運動へと展開していく。

今年の211日、ムバラク大統領の国外逃亡によって、エジプトの反政府デモは結実。30年にもわたって続いていた長期政権が、1か月もたないうちに崩壊。

 

この波は日本にもやってきます。(やってきています。)

 

それは、民主化デモの波ではありません。

ソーシャルメディアの情報拡散の波の到来についてです。

 

FacebookCEOであるマーク・ザッカーバーグは「今後5年間ですべての産業はソーシャル化する」と断言されました。

 

日本の産業も、顧客(Fan)とのコネクトを強くしようと、かつ、その顧客(Fan)による更なる情報発信を展開しようとFacebookを活用しだしています。

 

しかし、日本はネットのスピードに対応した法整備もままならないどころか、日本国民自体が急速に変化するネット社会についていけていない状況にあります。

 

ネット社会に対応できる国民を1人でも増やす事を善とする主張ではなく、

受け取る情報の真偽性を確かめもせず、その情報を鵜呑みにしてしまう、

生来の日本人のメディアリテラシーの薄弱さに危機感を覚えてしまいます。

 

 

未だにテレビや新聞のいうことが本当だと信じている人がたくさんいます。と、同じように、未だに政治家のいうことが本当だと信じている人がたくさんいます。

 

 

そして、これは学校の教育なんかでは変わることは無いんでしょう。

 

 

私は、このfacebooktwitterの広がりは、悪用などのデメリットも感じますが、たくさんの多角的な情報を摂取するという経験に非常に役立つとも思っています。

 

小中学生は、学校裏サイトを使って、匿名性を果敢に発揮して、特定の人物をいじめます。モンスターカスタマーは、気に入らなかった業者などを、mixiで誰かになり済まし、廃業寸前まで追い込みます。モラルの低い有権者は、自分の言う事を聞いてくれなかった政治家に、かよわき市民の皮を被り、徹底的に攻撃します。

 

こんなことが社会問題として起き上がっている現状において、facebookなどの流行は、非常にいい流れだなぁ、と感じるのです。

 

こういった利用者の多いソーシャルで情報を摂取し、かつ、実名性の高いネット上で議論をすることで、日本人のモラルが守られる可能性を感じています。

 

 

いや、こんな偉そうなことを言っている私も、そこまで詳しくないのですが。

 

昨日は、そんな勉強会に行ってきました。

 

ゼロから法整備しても、影響は薄いです。

でも、流行度の高いインフラ(この場合はfacebook)などを駆使して、政治を行うという観点も求められていると思います。

コメント & トラックバック

まだコメントはありません。

コメントする

*

フェイスブック

アーカイブ

pdf文書をご覧になれない場合はAdobe Readerを取得して下さい。

Adobe Readerの取得はこちらから