10月29日、30日は高石市議会の総務文教委員会での行政視察でした。

 

1日目は愛知県大府市。視察内容は、「『健康都市おおぶ』みんなで美しいまちをつくる条例」というもの。往々にして、こういう条例は「みんなできれいなまちを作りましょう」というような理念だとか目的だとかのみ条例化されており、そんな条例があることすら知らないという状況になってしまっているケースが散見されます。

しかし、この大府市の条例はそういった「作ることが目的の条例群」とは違い、制度の運用、啓発を着実に行っている「運用することが目的の条例」であって、その「運用することが目的の条例」足らしめている要素は、罰則でした。

例えば、空き缶のポイ捨て、ペットのフンの放置、禁止地区での路上喫煙は2万円以下の罰金、落書き、資源物の持ち去りは5万円以下の罰金、その他にも自動販売機の設置者は回収容器の設置と管理も義務付ける(違反者は氏名の公表)など、周りの人に迷惑を及ぼす行為に罰則規定を設け、指導員や推進員に巡回してもらい、住民の意識を向上させようとされており、見事にそれがハマっていました。

ただ、罰金についてはかなり議論されたらしく、全会一致とまでは至らなかったようですが、科料することが目的ではなく、意識を高めてもらうことが目的なので、個人的には罰則規定は必要であると考えます。

また、この条例は議員提案によるものであることから、罰則規定を設けるヘビーな制度設計は職員ではなく、議員が腹を括ってすべきものだと改めて感じました。

私は、以前より通学路だけでも分煙をするべきと訴えております。見守り隊で立っていると、歩きタバコをしている人の後ろを小学生が通学しているという風景をよく見かけますが、そんな環境はどう見てもおかしいです。

何とか実現させたいのですが、今回の視察で大きなヒントを掴みましたし、何より他の議員さんも同調してくれていたのが何よりの収穫でした。

大府駅前の啓発看板。

 

2日目は静岡県掛川市。宿泊場所もこちらにお邪魔しました。掛川市ではごみ減量化について学びました。

掛川市は「日本一の環境都市」を目指しており、平成22年度において「一人当たりのごみ排出量」が全国で1位とのこと(642.5g/日人で人口10万人~50万人の自治体の部)。※高石市は約500g/日人だが6万人の人口レベルでは多い方。

そんな掛川市の取り組みを勉強してきました。ごみ分別指導やノボリによる啓発、レジ袋削減、古紙回収コンテナの設置、BDF(バイオディーゼル燃料)の利用など、やれるものは全てやるという徹底された取り組みに感心しました。

しかし、そんな掛川市も高石市と同じく来年度からゴミの一部従量制(一定量を超えると有料)を導入するとのことです。焼却された灰の行きつく先である最終処分場もいくつも用意できるわけではありません。ゴミを捨てるということは少なからず未来にツケを回してしまっているということも忘れてはいけないことです。

市役所は、茶畑をイメージ。段々畑風になっており、なんともステキなデザインでした。

霜よけ用の防霜ファンまで設置されており、ビックリ。

下から見るとこんな感じ。

・・・健康に良さそうな職場です。

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