畑中政昭公式webサイト

とある幼稚園の朝礼風景を見学

腰(文字通り、「腰を立てる」姿勢のことして、「おはようございます!」と元気に挨拶をする幼稚園児に、驚かされました。

 

昨日、態度教育で有名な松井園長の運営する晴美台幼稚園に見学に行ってきました。

 

私は学校などの施設を見るときに、まずは汚れているかどうかを見ます。それは古いか新しいかではなくて。意識すれば綺麗にできるゴミやチリをそのままにしているかどうかです。

八女市は綺麗でした。高石の幼稚園も綺麗です。晴美台幼稚園は、もちろん綺麗でした。(後で、その徹底ぶりも聞けました)残念ながら、公立は汚れている傾向にあります。

 

さて、態度教育とは何か。それは「しつけ」です。

というと、すごくストイシズムな印象を受けるかもしれませんが、そこには教諭も児童も「やらされている感」はなく、自発的に意識を高めているところが感心させられました。

 

では、そんな意識に足らしめているものは一体何か。

それは朝礼です。

 

園の運営理念やアファーメーション、クレーム対応への心構え、ピアノの先生とのコミュニケなどを10分で活力ある朝礼をおこない、チーム力アップにつなげていました。

そのなかで、必ず一人ゴミ袋を持っているかもチェックします。これは「廊下などに落ちているゴミを拾いましょう」という励行によるもので、これによる園内の清潔さが保たれていました。

 

 

 

言葉ではなかなか伝わりませんが、とにかく、スタッフの皆さんの元気の良さ、姿勢の良さ、そして、きびきびと朝礼をおこなっておられたことに感銘を受けました。

 

一日のはじまり、仕事のはじまりに際し、しっかりとオン・オフを切り替えて仕事にのぞむことは当然のことですが、意外と徹底されていないように思えます。

二日酔いで顔色が悪いなか、接客業をしていたらお客様に伝わります。よれたスーツで営業に回ると、だらしない雰囲気が相手先に伝わります。

その一日において持ちうる限りのパフォーマンスをするために、朝礼という時間は欠かせないもので、高石市役所でも取り入れてもらえないかなぁ、と改めて実感しました。

ちなみに、この朝礼を実践されている松井園長は自治体の朝礼普及に向けて、研修にもいっておられるそうです。

 

インターンは早速置き換えて、活動前に朝礼をおこなうそうな。どんな仕様の朝礼をするかで悩んでますが・・・。

 

いずれにしても、最高のパフォーマンスで仕事ができるよう、減りと張りをつけた一日のはじめ方をしなければならないと、自分に言い聞かせ、仕事に励まなければ。