畑中政昭公式webサイト

徒然と

チラシを配ると「高石にこんな思いあるねん、聞いてくれ」とよく言われます。
とてもとても、有難いことです。

しかし、その相談内容に共通してるのが、
「建設的で前向きな意見なのに、市が聞いてくれへん」というのがほとんど。
それを、
畑中が市に提案する→市も聞き入れて実現に至る→畑中は市民に報告する
という流れで課題解決に向け努力するのですが、
市民からすれば「だったら先にやっといてよ」と思ってしまいます。

議員は市民の代表なので、
市の未来を左右させる重大な案件だとか、
大所高所に立った方針だとか、
絶対に止めねばならない市の暴走だとかの場合に、
その職分の中心があります。
そんな判断を迫られたとき、今まで寄せられた市民の意見が必要になってくるので、
議員として市民の意見を聞ける機会はとてもとても有難いことではあるのですが、
このように「前向きな意見を言ってるのに聞き入れようとできない市の姿勢」はとても勿体ないとも思うんです。

それは自分たちでは決して導くことのできないアンサーやヒントになる可能性であって、
コストのかからないアドバイザーにだってなり得るわけです。
もちろん、窓口で輩を放つモンスターもいますし、
自分がルールブックと勘違いしている方はどれだけ説明しても聞こうとしません。
でも、建設的な意見は無視すべきでないです。

しかし、更なる問題は、市の職員は「無視しているという意識」すら抱いてないのでしょう。
彼らも自分の仕事に矜持を抱き、市民のため街のために一所懸命がんばってくれています。
でも、いや、だからこそ、自分たちの業界範囲で解決しようとする傾向が強いです、これは顕著です。

前を向いている市民。
何とかしたいとおもってる職員。

この双方が機能しないのは勿体なさ過ぎる。
機能させるためには「機能させよう」と言うだけではいけません。
どういったスキームが相応しいのか、ちょっと考えたいと思います。

市民からのご意見でワクワクできる宿題ができました。