畑中政昭公式webサイト

H28当初予算、総務費について。

当初予算の審議が始まっています。
ボリュームが膨大なので、「浅く広く」より「狭く深く」といった具合に質問をするようにしています。

また、他の議員さんと重複しないように心掛けています。
「どうしても、これだけは譲れぬ」というテーマは重複してでも申し上げていますが、どちらかというとレアケースです。

委員会での質疑は、発言時間が決められておらず、全議員が質問できるので、一定の内容を何人かが被せるよりも、なるべく多種多様な項目を行政に訴えたほうが良策と思えるからです。

昨日は、総務費でした。

■ 公共施設等の適正管理計画について
選挙の時に訴えた内容ですが、これは「私がやらせた」わけではなく、国が「そろそろやりなさい」といった流れです。
ずっと言ってきましたが、行政の施設管理は民間に比べると本当にズサンでした。
この計画は建てたら建てっ放しで修繕・更新の為の費用も積算していないというハコモノ管理の実態に終止符を打つものです。
言いたいことは今までで言ってきたので、確認作業としての質問を行いました。
過去の質問・・・http://hatanakamasaaki.net/news/?p=2186

■ ふるさと納税について
知名度のない高石市が凡庸な商材で勝負できるのか?
高石市のふるさと納税収支は厳しい状況。
「他市へ出ていく寄附金(高石市に入るはずだった税)」が650万円、「高石市への寄付」が240万円。
400万円以上の赤字事業です。
魅力ある商材がある地域は返戻品合戦で勝ち残っていくでしょうが、そうでない地域は、否応もなく勝ち目の少ない闘いに「わが市の魅力を~」なんてことで背中を押されて悪戦苦闘させられています。
もともと勝ち目のない戦なんだったら、ということで提案したのがクラウドファウンディング型のふるさと納税。
氷見市の例 → http://www.furusato-tax.jp/gcf/65
不特定多数の方が魅力と感じる事業やプロジェクトに寄付をしてもらおうという手法。
ちなみに、企業向けのふるさと納税も調査研究し、職員と一緒に考えてます。
ふるさと納税企業版 → http://furu-po.com/business

■ PPS(新電力会社)
高石市も次年度からようやくPPSに切り替わりました。
K電からの契約変更で年間の電気料金が700万円節約できるそうです。
「無理のない省エネで原発は不要になる」が持論ですが、少しでも歩みを加速させたいです。

以上、総務費の主な案件でした。
月曜からは、民生費、衛生費、消防費、土木費、教育費と続きます。