» 2012 » 10月

10月29日、30日は高石市議会の総務文教委員会での行政視察でした。

 

1日目は愛知県大府市。視察内容は、「『健康都市おおぶ』みんなで美しいまちをつくる条例」というもの。往々にして、こういう条例は「みんなできれいなまちを作りましょう」というような理念だとか目的だとかのみ条例化されており、そんな条例があることすら知らないという状況になってしまっているケースが散見されます。

しかし、この大府市の条例はそういった「作ることが目的の条例群」とは違い、制度の運用、啓発を着実に行っている「運用することが目的の条例」であって、その「運用することが目的の条例」足らしめている要素は、罰則でした。

例えば、空き缶のポイ捨て、ペットのフンの放置、禁止地区での路上喫煙は2万円以下の罰金、落書き、資源物の持ち去りは5万円以下の罰金、その他にも自動販売機の設置者は回収容器の設置と管理も義務付ける(違反者は氏名の公表)など、周りの人に迷惑を及ぼす行為に罰則規定を設け、指導員や推進員に巡回してもらい、住民の意識を向上させようとされており、見事にそれがハマっていました。

ただ、罰金についてはかなり議論されたらしく、全会一致とまでは至らなかったようですが、科料することが目的ではなく、意識を高めてもらうことが目的なので、個人的には罰則規定は必要であると考えます。

また、この条例は議員提案によるものであることから、罰則規定を設けるヘビーな制度設計は職員ではなく、議員が腹を括ってすべきものだと改めて感じました。

私は、以前より通学路だけでも分煙をするべきと訴えております。見守り隊で立っていると、歩きタバコをしている人の後ろを小学生が通学しているという風景をよく見かけますが、そんな環境はどう見てもおかしいです。

何とか実現させたいのですが、今回の視察で大きなヒントを掴みましたし、何より他の議員さんも同調してくれていたのが何よりの収穫でした。

大府駅前の啓発看板。

 

2日目は静岡県掛川市。宿泊場所もこちらにお邪魔しました。掛川市ではごみ減量化について学びました。

掛川市は「日本一の環境都市」を目指しており、平成22年度において「一人当たりのごみ排出量」が全国で1位とのこと(642.5g/日人で人口10万人~50万人の自治体の部)。※高石市は約500g/日人だが6万人の人口レベルでは多い方。

そんな掛川市の取り組みを勉強してきました。ごみ分別指導やノボリによる啓発、レジ袋削減、古紙回収コンテナの設置、BDF(バイオディーゼル燃料)の利用など、やれるものは全てやるという徹底された取り組みに感心しました。

しかし、そんな掛川市も高石市と同じく来年度からゴミの一部従量制(一定量を超えると有料)を導入するとのことです。焼却された灰の行きつく先である最終処分場もいくつも用意できるわけではありません。ゴミを捨てるということは少なからず未来にツケを回してしまっているということも忘れてはいけないことです。

市役所は、茶畑をイメージ。段々畑風になっており、なんともステキなデザインでした。

霜よけ用の防霜ファンまで設置されており、ビックリ。

下から見るとこんな感じ。

・・・健康に良さそうな職場です。

日本YEGの近畿ブロック大会が福井県は小浜市で開催され、高石YEGのメンバーとして参加してきました。思ったほど遠いもので、午前7時30分に高石を出発し、現地に到着したのはすっかりお昼時になってました。その後、大飯原発の見学、大懇親会を経て、高石に帰ってきたのは、日にちが変わる手前でした。

 

今回の弾丸ツアーで楽しみにしていたのは、日本で再稼働している唯一の大飯原子力発電所の見学。3.11以降、原子力発電所の見学は原則自粛をしているなかでの見学ということになります。

感想は、思ったより「差し障りのない内容」でした。つまり、私が想像する以上にデリケートな対応をされていたと感じます。それも致し方ありませんが、あれだけクリーンエネルギーとうたっていた姿は見る影もなく、その雰囲気に驚かされました。

 

ちなみに、私自身は、このブログで紹介しているようにヒステリックな反原発論も、危機感のない原発推進論も、どちらとも現実味のない話だと考えています。

 

ただ、私たちがエネルギーを求める限りは必ず、その多寡にかかわらずリスクというものは付き纏います。メタンハイドレートオーランチオキトリウムなど未知の新エネルギーにまで頼ろうとするほど、世界のエネルギー問題というものは深刻です。

だからこそ、原子力というものも再度向き合わなければなりません。そして、それを果たすのは、原子力に関わる人間でしかありません。

だからこそ、彼らは原子力発電所の正当性を主張すべきだと考えます。

あの凄惨な事件の顛末を総括し、かつ、批判も覚悟の上で。

あまりにも正々堂々とした態度は不謹慎だけど、あまりにも顔色を窺うような姿勢が残念でした。

禊。

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9月のことですが、東大阪は枚岡神社にて林英臣政経塾の地方議員有志で禊をさせていただきました。恥ずかしながら、滝に打たれるのは人生初めての経験でしたので、褌や鉢巻きの拵え方などから学ばなければなりませんでした。

 

滝に打たれる前は、「宜しくお願いします」と気持ちを込めて、きちんとした作法に則らなければなりません。作法の内容については口伝による伝承が原則だということなので、ブログでは詳細を記すことはできませんでしたが、作法後の滝に打たれる直前には、冷え切っていた身体がしっかり温まり、身体的にも意味のあることだと驚かされました。

 

 

頭上数メートルから落ちてくる滝は、かなりの衝撃があります。しっかり肩に当てないと、打身を起こしてしまいそうなほど。

 

 

禊を終えた一行です。身体から穢れと罪が払われた気がして、不思議な爽快感に包まれました。一方で、代謝のよる疲れからか身体が非常に気だるく、海水浴に行った帰りを思い出させるかのようでした。禊の先輩いわく、まだまだ穢れが残っている証しだそうです。

しかし、本当に気持ちのいいもので、純粋に再び足を運びたくなるような感情もおぼえました。そのためには、作法もまだまだ素人なので、今後は業法の修練を積まなければなりません。これからも定期的に伺いたいと思います。

それ以前に「痩せろ」と厳しい指摘がありそうですが・・・

 

 

最後に、中東宮司と記念写真。「お笑い神事」にちなんで、全員で大笑い。

政務調査費とは、私たちの研究や調査のために支給される必要経費で、高石市は月額36,000円支給されています。もちろん、これは税金です。なので、使途の領収書を添付した収支報告書の提出、ならびに5年の保管が義務付けられています。公開もされています。

使途はかなり厳しく、ポイント付きの購入は禁止(ポイント分を減じても同様)、なのでほとんどのクレジットカードは使えません。ということは低廉な活動をするためにETCで移動しても、その高速代は支出されないということになります。なので、何かを調べるために高速道路に乗っても、割高の現金払いでしか適用されないという少し矛盾している点も発生しているのが現状です。

 

そんな政務調査費が来年度から「政務活動費」に変わります。交付の目的が「議会の議員の調査研究その他の活動に資するため」に改められます。つまり、交付の範囲が、調査研究だけではなく、その他の活動まで拡大されるというものです。

これが非常に曲者なんです。議員の活動というのは、かなり多岐にわたります。私の活動のほとんどは政務調査費では支出されないものなので自分の持ち出しで活動をしています。例えば、議員同士のネットワークを構築するための年会費、簡易な聴き取り調査をするための他府県への交通費、党としての活動費(私は関係ありませんが)などが想定されます。無論、飲食代なんてのは以ての外。

 

こういったものに対し、果たして税金で交付して市民が納得してくれるのかどうかを自治体ごとに条例で定めなければなりません。現在では内規で定められていますが、それでもオンブズマンに叩かれる自治体の議会事務局もあるほどです。高石市議会として難しい選択をしなければなりません。

 

そもそも政務調査費の残念な使い方をして、新聞紙面に掲載され、市民の政治不信を増長させてきたことが根本だと思います。調査だろうが活動だろうが、それを使う人間の資質が何より大切なんですが、それを規定するルール作りも同じぐらい大切なので、しっかりと考えなければなりません。

 

他にも、様々な議会に関する法律が改正されましたが、阿久根市の専決処分乱用問題や名古屋市のリコール問題で浮き彫りになった課題にフタをするような改正がほとんどでした。

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