» 2016 » 8月

幼稚園の統廃合が審議されています。
今日は初日。
マスコミの取材許可や保護者の傍聴許可をはかるだけでも、半日以上がかかりました。
数時間しか進みませんでした。

今回、ひとつのカギとなっているのは「統廃合を急ぐ理由」です。

わずか2か月で「平成30年閉園」が決められ、それ以外の三歳児保育や通園バスは「今後の検討」となっています。
※三歳児保育の実施は市長の答弁で明言されました。

性急すぎる進め方に対して相当な理由がなければ、到底賛同しかねます。

私は、止まりそうにない少子化社会に対応するために幼稚園の統廃合を今まで訴えてきました。
その立場からいえば、今回の議案に賛同しなければなりません。
しかし、その「進め方」に対しては今までの一貫性を崩してでも、抗議の意を込めた採決行動をしなければならないと考えています。

こういった統廃合の判断をする場合は「決断は早く、実行はゆっくりと」が基本路線。
今回は「決断は遅く、実行は急速に」となっています。

保護者や利用者の立場に寄り添った、政策の進め方をしていかねばなりません。
人口減少社会に対応していくのであれば、なおさらです。

8月29日から31日まで臨時議会が開催されます。
今日は、その会期を決める議会運営委員会でした。

主な内容は、幼稚園の統廃合。
北幼稚園と高陽幼稚園が廃園となり、加茂幼稚園の1園に統合される議案です。

少子化による人口減少社会においては、公立幼稚園はもはや供給過剰となっていることから、その総量を減らしていかねばならないと訴えてきました。
10人も満たない少人数の園児が、いきなり約30名ほど在籍している小学校に急に馴染めるわけもありません。
園児数の適正配置をしなければいけない教育委員会の立場としては、児童のことを考えれば公立幼稚園の機能集約は避けられない問題といえます。

高石市は今まで公共施設の耐震化を目的に取石・高石・羽衣幼稚園を廃園し、現存している北・加茂・高陽幼稚園を耐震化工事しました。
平成25年、数年前のことです。

しかし、今回の出されている案件は耐震化工事したはずの北・高陽幼稚園が対象となっています。

未耐震施設に通園させている状況を一刻も早く回避させるために、廃園を急ぐならその「急ぐ理由」は理解できるのですが。
今回は未耐震施設ではなく耐震化工事済みの施設です。
急ぐ理由がないハズです。

この方向性は第三者機関的な位置づけの再編等検討委員会で示されました。
回数はたった3回。※未耐震施設の検討委員会は6回ほど
保護者からも「急ぎすぎ!」という不満の声が漏れたり、涙を流される方も。
私も傍聴に行ってましたが、「資料は渡さない」「監視されているような部屋で盗聴するように聞かなければならない」など、その「傍聴のさせ方」も意地が悪いと感じてしまう状況でした。

私は「3園を1園に」という流れは正しいと考えていますが、今回の進め方は到底納得のできるものではありません。
今日まで、保護者の方々との意見交換をずっと続けてきました。

保護者の方々は、廃園そのものが納得できていないにもかかわらず、「それでも前向きなご意見を」というコチラの無茶な要望に真剣に応えてくださいました。

しかし、議会に与えられた採決の範囲は、統廃合の賛否であって、進め方の賛否ではありません。
そういったこともあり、この2か月ほどは、今回の案件でずっと悩んできました。

とはいえ、決断の時です。
臨時議会は来週の月曜日から。
保護者の願いに寄り添った決断をします。

フェイスブック

pdf文書をご覧になれない場合はAdobe Readerを取得して下さい。

Adobe Readerの取得はこちらから