畑中政昭公式webサイト

議員としての責任

 

昨日はドラゴンボート大会でした。

私は、高石商工会議所青年部として配艇をお手伝い。

 

毎年、この梅雨の時期なので天候が心配されますが、何とか大雨も降らずに、事故もなく、終われました。

聞くところによると、某市では、このドラゴンボート大会を行政が行ってきたらしいのですが、財政難で運営不可能になってしまったそうです。

ですので、今回、スタッフが全員ボランティアで運営されていることに大変驚かれているチームもありました。

何でもかんでも行政が行う時代ではなくなってきています。

市民力が問われています。

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本日で6月議会の議案が全て終了しました。あとは一般質問のみです。

最後に、クリア高石さんから議員提案として、中学校給食導入における検討委員会の設置条例について議案が提出されました。

そのなかで検討委員会の委員報酬が9000円記されていたのですが、この9000円の委員報酬は行政が提出していた補正予算には、もちろん計上されていません。

どうされるのですか?

と、聞いてみたところ、「財源は行政にまかせます」とのお答えだったので、それはあまりに無責任だろうと反対をしました。

他にも市教委の手法のほうが民主的であることもあり、反対したのですが、それに関しては議事録をご参照ください。

私が謂いたいのは、「議員としての責任」についてです。

いま、日本中の自治体が財政難です。もちろん高石もそうです。

そんななかで、議員は、自分の政策を実現するのに如何様にして財源を捻出するかを考えなければなりません。

その思考がなければ、市民の要望で終わってしまうし、実現なんて程遠いものです。報酬をいただいているプロとして無責任だと私は思っています。

日本を悪くしているのは悪意ではなく、無能な政治家である。と言われるように、議員は知識・能力ともにレベルアップしていかなければなりません。私もまだまだ未熟なので、勉強会やネットワークを作って、自分の無能な部分を補完しています。

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そういった思いもあり、かなりキツイ言い方もしてしまいましたが、私の真意はご理解いただいて、次回はもっと練れたものがでてくるのであろうと思っています。楽しみに待ってますし、高志会も提案していくつもりです。

そして、主義や主張は違えど、議員同士でビシバシやり合うことで、より質の高い議論ができると思いますし、何より高石市議会にとってプラスになると思っています。

議会基本条例で有名な北海道の栗山町では、議会中はかなりの激論が繰り広げられ、傍聴者も驚くらしいですが、終わったら、議会で懇親を深めあうそうです。

私も、言いたいことは言いますし、キツイ言い方もしてしまいますが、終わったあとで「ちょっと言い過ぎてゴメンね。」「いやいや、こちらこそ」「じゃあ、こういう実現の方法は・・・」と言い合えるような関係が誰とでも築けたらと思っています。

先入観や猜疑心でいがみ合うと、共通目標があっても、同じ歩調で進んでいけません。今の国会がそうですね。

高石市議会は随分、言いたいことが言い合える環境になってきましたし、議論ができる環境になってきました。

まだまだ、もっともっと、ですが、流れはいい感じですよ、高石市議会。