昨日は、大阪府議会の会館で、研修会に行ってきました。主催は、毎度お馴染の「関西若手議員の会」です。

この会は、本当の意味で「超党派」なトコロなので、今おこなわれている大阪府知事選挙においても、どちらかの陣営に参加している議員さんが多く(私もその一人なのだが)、様々な角度からの主張・意見が聞けたり、戦線の中身を詳しく聞けたりするのであります。

 

さて、研修会は、ソーシャルメディアについてです。この内容については、以前にも書きましたが。その内容は、ソーシャルメディアのなかでも利用者の多いtwitterFacebookについてでした。

 

ソーシャルメディアという背景、ネット社会での時代の流れ、情報倫理など、様々な角度から勉強をしたのですが、最も気になったことが、「誹謗中傷対策」でした。

他の議員さんも、同じ関心があるらしく、同様の質問が目立ちました。

 

政治家のブログに匿名で誹謗中傷を書き込んだりすることは往々にしてよくあります。それは、自分の意見が聞き入れてもらえなかった時の憤りから、また、自分の支援している政治家と対立関係にある政治家を陥れるためだったりとか。それには、色んな背景があります。

 

ですので、ブログのコメント機能に「承認制」を設定し、管理者の検閲を通って、公表されるという承認制方式というブログ運営をされている方が多いようです。私もその一人。

 

しかし、ブログではそういった機能を設定できても、ソーシャルメディアではあくまで「オープン」であることが前提であるために、そういった機能の設定というのは難しいのです。

 

そこで、政治家からするとブログに比べtwitterなどのソーシャルメディアというのは、情報発信のツールとしてはウェルカムだけど、リスク管理がしにくいという難点があるのです。

 

ちなみに、私のブログの承認制ですが、あまりにも有害なサイトのURLを貼られたり、明らかにウイルスを拡散させられるコメントが、寄せられたりするので、承認制を採用しています。ですので、日本語で書かれたコメントは全て承認させていただいております。

日本語のコメントの方が少ないのですが・・・。

 

さて、誹謗中傷についてのコメントですが、私の考えでは「それでも承認すべき」と思っています。ブログをご覧いただいている市民は、誹謗中傷の中身より、誹謗中傷にどう対応するのか、を見たい、もしくは見るべきではないでしょうか。

ただ単に謝罪するのか、迎合するのか、説得するのか、反発するのか、粛々と意見を述べるのか、採り得る選択肢はたくさんありますが、「この議員は市民に対してどんな対応をするのか」というところが、政治家としての(言葉は悪いですが)力量だと思います。

 

講師の先生も同じことを仰っていました。

 

そして、そんな市民とのやり取りで政治が身近になっていくのであろうし、自分自身も鍛えられていくのでしょう。そして、市民も政治を視る目というものが練られていくのだと思います。

 

このソーシャルメディアの波というのは、これから加速度的に発展していくでしょう。だからこそ、この波に乗り切るように議員自身も鍛錬していかなければいけないのです。

「武士道といふは、死ぬ事と見付けたり。」

いかにも物騒なこの言葉の本当の意味を知ったのは、ちょうど三年前でした。

 

大東亜戦争の時に利用された言葉だとか、武士は命を粗末に考えていたとか、この言葉への批判的な意見は、古典の読み方を知らない方々によるものだと、気付きを得ました。

 

この一節には、後に続く文章に「毎朝毎夕、改めては死に改めては死に、常住死身になりて居る時は、武道に自由を得、一生越度なく、家職を死果たすべきなり」とあります。

 

かなり「死」という言葉がでてきて物騒な印象ですが、それは当世の価値観や都合で解釈しているからであって、当時の習慣や死生観に思いを馳せて、読み解こうとしなければ、古典からは学び取るものは何もありません。
また、改めて死ぬことなんて不可能ですから、これは、死に狂うことを当時の武士に求めた一節でもありません。

 

とするならば、「今日が最期の一日だという覚悟で毎日過ごせ」という意味になります。

かなりストイックに聞こえるかもしれませんが、私は、政治家として、ストンと胸に落ちました。

 

言うまでもなく、政治家は、皆さんの税金で生きてます。

生活も、活動も、娯楽も、経費も、医療も、子どもの服も、妻の収入以外は税金が生きていく財源なわけです。

当たり前の話ですが、そんな我々政治家に、怠惰な毎日を過ごすことは許されません。

否、「怠惰は許されない」というよりも、一日一日を極限まで研ぎ澄ました生き方をしなければならないのでしょう

 

言うは易しで、そこまで毎日自分を追い込んで活動しているか、自問してみると、なかなか至っていない自分が炙り出されます。

頑張ろうとしている畑中に「そんなん無理やで」言い訳を与えてしまっている、もう1人の畑中がいます。

そんな囁きをする畑中を排除し、頑張ろうとしている畑中を高めていくことで、毎日の練磨の純度が高くなるのです。

 

ポスティングの一枚一枚、駅頭の一人一人に対する呼びかけ、政策研究の1ページ1ページに対する執着、何より一日の遣い方。

 

そうやって、差してある刀を抜くまで、磨き続けるのです、毎日毎日。

武士のように、勝負どころという時まで抜かず、研ぎ続けるのです。

 

そんな毎日を過ごすために、そんな覚悟を反芻するために、葉隠れという存在が必要なのです。

一昨日は、京都で三度目の葉隠れの講義でした。

 

改めて、毎日毎日、刀を研ぐ覚悟をし、地元へ帰ってまいりました。

次に、差してある刀を抜く場面はいつか。

一般質問、選挙、政策実現の場、まだ見ぬ勝負どころまで、刀を研ぎ続けます。

しっかりと、抜けるように。

 「差してある刀、明日は抜いてこいよ。」

1127日に雌雄を決する大阪ダブル選挙の知事選が明日から始まります。高石市民である私は、大阪府知事選に参加できます。そして、倉田かおる氏を推しております。

ちなみに、私が大阪市民であるならば、橋下徹氏を市長として求めます。「府知事は倉田、市長は橋下」とねじれ支持を表明してしまいましたが、橋下さんの突破力は府以上に淀みのある大阪市に活かされるべきであります。そして、その独裁にもなりかねない突破力は、政治的センスのある倉田さんがブレーキ・調整役となって欲しいという期待からです。

掲げて、撤回して、また、掲げて、撤回するを繰り返す平松さんでは大阪市の行財政改革は難しかろうと考えています。

 

さて、マスコミでは、「橋下vs他」や「相乗り選挙」など、シングルイシューとなっている大阪都構想についての議論はなされず、有権者の思考を停止させるシンプルな構図を、相変わらず描こうとしています。

 

ちょうど、昨日の勉強会で「日本シリーズのように、どっちが勝つのか、ではなく大阪都構想についてきちんと議論する責任がある」というお話がありました。

そこで、私なりの(推察される)大阪都構想に対する考察を、告示前の今日だからこそ、記したいと思います。今までの勉強会で学んだ知識や現場で感じた実学を活かして、考えてみます。※明日からは公選法上、こんなことは書けなくなりますので。

 

もちろん、私の支持する立場は、冒頭に述べたとおりです。超客観的に考察するつもりですが、そこに主観が混入されていないとも限りません。有権者の皆様は、それを踏まえて、ご判断ください。邪推ではなく、穿った見方でもなく、咀嚼し、吟味したうえで投票所に足を運んでください。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

大阪維新の会のホームページにはこう書かれています。

「たとえば、政府も景気対策・雇用対策・円高対策など様々な政策に力を入れますが、これは具体の住民サービスがどうなるかという話ではありません。政府の景気対策・雇用対策・円高対策によって、保育所がいくつ増えるとか、図書館がいくつ増えるとか、ゴミの収集日が一日増えるとか、給食費が安くなるとか、そういう話ではありません。」

つまり、具体的な住民サービスについての言及はせずに、そのサービスを支える税財源を伸ばすための成長戦略こそが、大阪都構想の目指すべきものであって、その着地点は、関西の復権というところにあるのだと推察されます。

 

ですので、この考察は、大阪都構想の成長戦略が、果たして成長戦略たるものかどうかの検証で考えてみたいと思います。

 

この関西の復権という目標は、私も大いに賛成できるものです。要は、その為の手段が大阪都構想であったり、平松さんが撤回した特別自治市構想であったりするのでしょう。

さて、それでは、その手段が成長戦略となり得るのかどうか、私なりに精査してみたいと思います。

大阪維新の会は、そのゴールへ導くカギとして、広域行政の一本化区長公選制の二つを示しています。しかし、web上での政策を見るうえでは、この二つのカギが大阪の成長戦略に結びついているかといえば、まだまだ論理が飛躍的と言わざるを得ない部分があります。

例えば、1~10を足していけば、55という数字になります。この55を大阪の成長戦略の到達ポイントとするならば、広域行政の一本化と区長公選制と、あと何と、何と、何を足せば、55に成り得るのか、成長戦略の定点といえるのか、そこが「中身のない」と言われる所以だと思います。

 

ここからは、私の対案です。関西の復権というと、ヒト・モノ・カネが集中する東京一極体制を崩していかなければ地方の経済活性化はあり得ません。

地方で育った優秀な人材は、東京で働きます。本社も多ければ、霞が関、永田町、そして東京大学、日本銀行と、産官学金のトップが東京に集約されています。

なかでも注視すべきは本社機能です。ブログで何度か書きましたが、先日も日清が大阪府池田市から東京へ本社を移しました。阪神電鉄・阪急電鉄も関西で営業をしているのに、東京に会社をもっています。

なぜ、このような状況が起こるのでしょうか?それは許認可です。

開発されたカップヌードルを商品化するには、関係省庁の許認可が不可欠です。それを取得するためには、官僚との常日頃の関係性を保っておかなければならない、そのためには、東京に会社を移す、または構える必要があります。そうすると、どうしてもヒトが集まる仕組みになってしまうのです。

地方の税金で優秀な人材を育て、稼ぎ頭になってくれたと思えば、東京でバリバリ働いて、税を納めるという状況が、地方の衰退に更なる拍車をかけています。また、本社は支社に比べ、多くの税金を支払わなければなりません。自ずと、税金も東京に集まる仕組みとなっているのです。

 

この流れを喰い止めるためには、許認可権限を地方に移譲しなければなりません。それが地方分権なんです。大阪の企業は大阪で、福岡の企業は福岡で、その仕事を完結させることで、企業は地方に残り、ヒト・モノ・カネが分散する最大のキッカケとなります。

 

大阪都構想は、自前で税財源を確保するとありますが、その折角の生み出した税財源も東京に吸い上げられてしまうのが、今の日本の仕組みなのです。ここを根本的に変えないと、関西の復権はあり得ないでしょう。

 

権限を受けないと、いくら産業インフラや市営地下鉄などの都市交通を整備しても、それはコップのなかの水を変えただけの話です。関西の復権ならば、コップごと変える必要があるのではないでしょうか。

そして、それが実現可能なのは、日本で2番目の大都市「大阪」しかないでしょう。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

その他にも、公選制の区長と都知事では結局リーダーは一人にならないのではないか?また、大阪都実現のための法改正も維新の会がいうほど簡単なものではありません。

 

ブログなので、端的に記すのみとしますが、まだまだ穴は多く、まだまだ未知数な部分があります。しかし、それだけ伸びしろのある政策となっているとも言えます。

そんな状態で選挙に臨んでいいかどうかは別として。

 

しかし、誰かがここまでの問題提起をしなければ、社会が注目しなかったのも事実です。橋下徹の発信力というのも期待値として視野に入れるべきでしょう。

 

いずれにしろ、マスコミの流す安直な対立構造で決めないで下さい。

 

橋下さんの発信力と戦略性は非常に魅力的ですが、独裁的な面には恐怖を感じます。

平松さんの調和的で温和な人柄は好感が持てますが、優柔不断な面もあります。

倉田さんの抜群の政治センスには憧れを抱きますが、求められる非凡さは感じません。

 

スポットライトを当てれば、光もあれば影もできます。グラデーションも生じます。

その多面的で多角的な物の見方が「メディアリテラシー」なのです。

 

どうか、有権者の皆様には、精一杯悩んで、必死に考えて、ご英断いただくようお願い致します。

30年以上過ごしてきた高石なのに、ポスティングをしていると、初めて出遭う景色がたくさんあります。

 

私にとってポスティングとは「政治を伝える手段」だけではありません。自分自身にとっても非常に大切な時間なのです。

体力を知るバロメーターでもあるし、頭を冴えさす時間でもあります。ダイエットでもあります。

 

しかし、ポスティングをするうえでの期待される最大の効果は、軒先でお会いする市民との会話なんです。

 

日本の社会はどうしても、「ラウドマイノリティ(声高な少数)」と「サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)」に分かれる傾向にあります。

「ご意見お待ちします」とかいうような受動的に寄せられる「市民の声」は、往々にして少数派です。そして、待ってるだけではコチラに届かず、聞きに行かないと把握できない「市民の声」は、往々にして多数派です。もちろん、どちらが是非とはいう問題ではなく、どちらも大切な「市民の声」です。
少数を蔑ろにし、多数を選択する「純粋な多数決による民主主義」は求められていません。多様な意見のコンセンサスを見つけ、衆知による政治が私の理想とする政治です。その為には、1人でも多くの意見を聞きに行かないとイケナイのです。

アンケートやパブコメなどで聴取した意見が「これが市民の声だ!」と軽々しく言ってはイケナイのです。

市民全体の多様な嗜好と価値観の基本軸となっているものを見据え、そこに自分の政治主張をする足場を作らないといけません。

 

その立ち位置を何度も何度も反芻するために、皆さんの声を頂戴しにまいるのです、ポスティングをしながら。

 

という、ポスティングをする私なりの意義です。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

日曜日は、高石漁港での青空魚市フリマでブースの搬入作業を終え、その後北助松商店街のわいわいフェスタでうどん屋を催し、イベント尽くしの一日でした。

 

お客さんにも喜んでいただけたようですし、何より「楽しめた」ことがイチバン。環境問題やら政治問題やら難しいお題では、なかなかムーブメントは起きませんが、「楽しい」や「ワクワク」させるものがあると人が動くんだと思っています。

娯楽を追従しすぎてはいけませんが、「何か訴えたいもの」を広めるための仕掛け作りとして必要な要素が「楽しい」とかいう感情なんでしょう。

 

だから、楽しめたこのイベントは、まだまだ可能性のあるものに化けると感じました。

それも、また楽しみ。

 

なんか楽しそうでしょ?

高志会通信 1,4 高志会通信表

高志会通信 2,3 高志会通信裏 コピー

ごあいさつ

高志会とは、「志を高く掲げる」という意味だけではありません。高石という地名は、渡来人である高志(こし)が住んでおり、その高志が高志(たかし)と転訛されたことが由来とされています。
 
 そんなご先祖様の御名を拝借するのは気が引ける思いもするのですが、自分たちのまちの歴史を受け継ぎ、未来に活かしたいという思いから、引用させていただきました。

 すなわち、「志を高くもつ」という事は当然のこと、温故知新を心がけるという二つの覚悟をもって、会派名を高志会と命名致しました。

 当会派は、畑中・松本と、人間としても政治家としても、まだまだ若く未成熟な二人かもしれません。だからこそ、実践躬行と言われるような行動力をもって、誰よりも「仕事をする政治家」を目指して精励してまいります。

 

 

ただいま、高石市の第5次財政健全化計画のタウンミーティングが行われています。私は、日曜日の夜、デージードームにて出席させていただきましたが、入口で全労連や民主商工会さんなどで構成されている「安心してくらせるまちづくり高石」という団体が署名活動をされていました。

 

タイトルは、「健康保険制度の拡充を求める要望書」ということで、

1.国民健康保険料の引き上げ

2.子どもの医療費助成制度を中学卒業まで無償に

3.医療費一部負担金の免除制度の拡充

という誰もが「そりゃ結構なことじゃないか」というような内容

 

結論からいうと、高石の保険料は高いです。高齢者世帯のかなりの負担になっています。でも、医療費も高いです。国保は、あくまで「保険」なので、医療費の財源は、皆さんの保険料です。お医者さんに行けば行くほど、医療費が高くなります、ひいては、保険料が高くなります。(※このブログもご参照ください。)

そして、彼らは一般会計からの法定外繰入をするべきと主張されてます。これは、保険料だけでなく、税金を注入するということです。つまり、国保ではなく、社会保険を支払っているサラリーマンの方々の「保険の二重払い」をするべき、ということなのです。

 

個人的には、少しばかりの法定外繰入をしなければ国保は保てないと思っています。

 

しかし、国保会計がそんなギリギリの状態で上のような要望が通るわけはありません。

何とか子どもの医療費を上げようと財源を捻出している状態であるにも関わらず、このような甘言を吐くということは、将来の子どもたちに必要となる財源を先食いするということなのです。だから、私は「子どもにツケを回さない!」という主張を唱えるのです。

 目先の要望を実現するために、未来の財源を先食いした結果が、今の高石の財政状態なんです。同じ過ちを繰り返してなりません。

 

 市民でも、団体でも、政治家でも、だれでもそうですが、政治的な活動をするのであれば、もう少しだけ勉強していただきたいと思います。私でよければ、いくらでも智慧はお貸ししますので。何なら、一緒に活動しますので。

 

■ ■ ■ ■ ■

 今回のタウンミーティングは今までと違って、職員の方が中心になって説明されていました。今までは市長が中心でした。

 

 往々にして、職員というのは、市民に対して、過剰なぐらい説明下手です。専門用語や業界用語は飛び出るし、質問内容と答弁内容は食い違ったりします。

 

 市長や議員が、職員より説明上手なのは当然のことなのです。それだけ、市民と接する機会が多いし、何より、自分の思いを説明できなければ当選は難しいですから。

 

 だからといって、市長が中心になって説明しているタウンミーティングでは、いつまでも職員の成長につながりません。説明責任がますます求められている時代で、職員は市民に対しての説明力を養っていかなければなりません。

 

 今回のタウンミーティングはその前進だとお汲み取りいただき、聞き苦しかった点はご容赦くださいませ。

  

 雨の中にも関わらず、室内に入りきらないほどの市民の方にお越しいただきました。

 関心をもっていただき、有難うございます。

近畿・東海・北陸の三都市共催の監査研修に行ってきました。

二日目の講演が非常に印象に残りました。

「デフレの正体」で有名な藻谷浩介氏。

 

彼の理論には賛否両論あるものの、「内需拡大」へのユニークな角度からのアプローチは聞き応えのある内容でした。

じっくりと検証してみよう。

読むべき本が多すぎて追いつけていないのですが・・・。

 

この時の写真です。

左が福岡県飯塚市。

右が同県八女市です。

秋は行政視察シーズンです。9月議会も終わり、12月議会までに、赴く側も、受け入れる側も、この秋の季節を機に、研修・視察のスケジュールを組みます。

 

私は、総務文教委員会に入っておりますので、今年は、福岡県で産業振興@飯塚市小中一貫教育@八女市の現場研修を積んできました。

 

高石市に当てはめてみると、

産業振興:企業立地促進条例(企業が設備投資したら償却資産を減税する条例)が今年で更新を迎えております。企業側からは、他市と比べて埋没するような条例ではなく、ドラスティックに差別化した条例を作って欲しいという要望があります。

そういった背景も踏まえて、産業振興での先進都市である飯塚市に行ってきました。

小中一貫教育:これは産業振興とは違い、リアルタイムで俎上に載っている話題ではありませんが、高石市の教育力を向上させるためには、是非とも必要な政策であると考えます。

これは、八女市の上陽北汭(ホクゼイ)学園に行ってきました。

 

■ ■ ■ ■ ■

1日目は、産業振興@飯塚市

 

e-zukaトライバレー構想」と銘打った飯塚市の産業振興は、旧産炭地からの脱却といった背景があり、市内にある大学と連携し、情報関連産業の集積化、既存産業の活性化、他地域との差別化・明確化を目指しているまちです。

 

なかでも企業立地促進補助金という高石の企業立地促進条例のパワーアップ版ともいえる補助金を整備されており、これは大変勉強になりました。

ただ、私が、かねてより案じているのですが、自治体が企業誘致を積極的にすればするほど、自治体間同士で価格競争が発生し、ゴールのない過当優遇合戦になってしまう可能性もあります。

そうならないよう「オカネ」だけではない企業誘致というものを創意工夫で生み出していかなければなりません。公が欲しいと思うモノと企業が欲しいと思うモノは、違います。

だからこそ、win-winの関係を模索していくべきなのです。飯塚市も同じ課題を共有しておられ、現在も思索中だということです。

 

高石市も、今より積極的に企業との信頼関係構築に向けて行動していくべきなのですが、それを担う経済課は、商工業・消費者・漁業・農業・労働と仕事の範囲が多岐にわたっており、現在配置されている人員では困難な様子が窺い知れます。

ですので、経済に特化した「経済戦略課の創設」を要望していますが、機構改革の実現はまだ動き出してもいない状態です。

臨海工場地帯のある高石市にとって、この経済戦略は何が何でも必要な分野であると思っています。飯塚市の例にも倣い、しっかりとフィードバックしてまいります。

■ ■ ■ ■ ■

 

2日目は、小中一貫教育@八女市でした。

 

 八女市にある上陽北汭学園にお邪魔したのですが、最初に驚いたのは学校がキレイであること。かつ、その掃除は生徒がしているということ。

 自分たちが使うモノは、自分たちで掃除する。この当たり前のことが、モノへの感謝に繋がるのだと思います。割と、学校視察をしている私ですが、そんな教育をされている学校に、「他とは違うな」という印象を抱きました。

 

 小中一貫教育は、中1ギャップをなくし、小学部から中学部へのスムーズな移行を目的とした政策です。この政策の素晴らしさについては何度も勉強してきたので、十分理解しています。知りたいのは「どうやって実現したのか」なんです。

 

 やはり、地域住民、現場の教師、保護者からの反対はあったようです。特に、市町村合併後、小中学校を統廃合されてからの小中一貫導入なので、旧村の方々は「吸収合併」という感情もあり、なかなか苦心されたとのことですが、校長先生たちは仕事が終わった後、地元への説明を3カ月続けられ、地域の理解をいただき、現実化したというお話でした。

 

 また、「礼節ことば科」という一般的な道徳を具体化した授業もしておられ、この教科書も先生方が自発的に作成したということです。道徳心が欠如しているといわれる昨今の教育において、最も大切なものを具体化されているということに、非常に心を惹かれました。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

産業振興は、民間出身の新市長が強烈なリーダーシップを発揮し、他地域との差別化を目指されています。

小中一貫教育や礼節ことば科も、胆力のある校長先生がリーダーシップを発揮され、素晴らしい特色のある学校づくりをされています。

 

当たり前のことなんですが、事を為すのは「人」です。

「人づくり」、つまり教育こそが、地域を支え、国を支えるための礎になるのです。

高石のなかで「自分は何をすべきか」何度も何度も見つめなおし、反芻し、「実現」へと向かってまいります。

先日のワールドカップ・アジア予選リーグで日本代表がタジキスタン代表に8-0で大勝し、次なるステージに向けて自信と励みをつけることができました。

その対戦相手であったタジキスタンは圧倒的大差で敗北に喫したのだが、代表の監督があまりにも素晴らしいコメントをされているので、アップします。

 

 

「昨日の前日記者会見で言ったとおり、今日は守りに徹する。

そのつもりでプレーしたが、完全な守備というのは芸術に等しい。

我々はその域には達することができなかった。

見事な勝利をした日本を心から祝福したい。

これは実力の差、当然の結果と言えるだろう。

日本はビッグなチームだった。」

 

「昨日の会見では、なぜそんなに控えめなのかとも言われた。

今日の結果で、どうして昨日のような言葉が出たかお分かりいただけたと思う。

冷静な自己分析によるものだ。

ただし、我々の選手たちは最後まであきらめずに走った。

日本を抑えることはできなかったが、

あきらめなかった選手たちに心から感謝したい

 

「日本はウズベキスタン、北朝鮮とは比べ物にならないほど強かった。

今日、日本がほぼベストメンバーで戦ってくれたことに感謝している。

私たちは勉強しにきた身分だ。

苦い経験ではあるが、私も選手も今日の結果を受け止めて

将来に活かしていきたい。

何よりも日本に感心したのは、無駄な動きが一切なかったことだ。

最後の3分間も全力で走っていた。これには感銘を受けた

 

「我々のホームで戦った場合、このような立派なスタジアム、芝生ではなくて、

環境はもっと劣悪になる。ピッチの条件によって、日本のサッカーがどう変わるか。

そこに関しては多少期待している。

ただ、日本とタジキスタンは残念ながら同レベルではない。

芝生の状態いかんで縮まる差ではない。これは冷静な判断。

ただし、ホームの観客が喜ぶようなサッカーを見せたいと思っている」

 

「(最後までクリーンなプレーを続けたが?)ラフプレーには走らない、

クリーンなプレーを心がけるというのを選手たちは理解している。

私たちは日本の選手をけがさせるために来たわけではない。

日本はもっと高い目標を置いているチームなので、

こんなところでけがをさせては申し訳ない。

それに、偶発的に手や足が出ることはあるが、

日本の動きが速くてそれもできなかったのもある」

 

試合をテレビで観ていた私としては、3-0以降の日本の追加点には、それほど歓喜しませんでしたし、一緒に観ていた妻も、つい「可哀想・・・」と女性らしい(慈悲深いという意味での)言葉が漏れていました。

 

しかし、一度ピッチに立った者としては手加減することはクリーンなプレーではないのです。勝者が敗者に手を抜くことは侮辱に等しい行為であって、ピッチ上で互いの全力のプレーをしなければならないのです。

 

それが勝負に挑んだ者たちの覚悟というものでしょう。

 

それでも、「言うは易し」で、そこまでモチベーションを保つということは難しいと思います、特に圧されている側は。

 

 

歴然たる力の差を見せつけられ、その有りの侭を世界中に放映され、さらに点差を拡げられ・・・。

全力でプレーするのに非常に厳しいコンディションであることは言うまでもありません。

 

しかし、それでもタジキスタンの選手は最後まで全力でボールを追いかけました。

そこに、この試合の大いなる意義を感じます。素晴らしい試合でした。

 

最後まで全力で闘ってくれたタジキスタンの選手に感謝です。

 

プレーしていない私が言えた身分ではありませんが、日本の選手は、こんな国と闘えた事に感謝し、そして、勝って兜の緒を締めて、次の試合も必ず勝利の栄光を手にして欲しいです。

Page 5 of 23« First...34567...1020...Last »

カレンダー

2012年5月
« 4月    
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031  

pdf文書をご覧になれない場合はAdobe Readerを取得して下さい。

Adobe Readerの取得はこちらから