畑中政昭公式webサイト

まち・ひと・しごと創生総合戦略(案)の説明を受けます。

3YEGの例会で民主党幹事長である枝野幸男氏の講演を聞きました。
内容は経済について。

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半分頷けて、半分頭を捻りましたが、オーディエンスに媚びずに本質を突いた主張は、受け狙いの講師よりもはるかに聞き応えがありました。

本日から3月議会が始まりました。
盛りだくさんですが、目玉のひとつとなりそうなのは、
人口減少に歯止めをかけるための「まち・ひと・しごと創生総合戦略」です。
なかでも、高石市の良さをPRするべくドラスティックな事業に取り掛かるそうです。

かねてより、こういったマーケティング戦略が必要と説いてきた私ですが、
どう見ても乗り出すタイミングがズレています。
政府が「人口減少を食い止めよう」と大号令を放つ前に、取り組んでおかねば効果が出ないからです。
号令が放たれた後は、どの自治体も人口減少対策に乗り出し、
だいたい同じような戦略を描き、だいたい同じような戦術を展開しようとします。
じっさい検索してみると、金太郎あめのように「空き家」「子育て」「文教」「雇用」とかのフレーズが飛び込んできます。

そもそも少子化で人口減少時代に突入しているわけなのに、
差別化されない戦略と戦術で人口が劇的に増えるわけがありません。
「知名度のない高石市」が「凡庸な商材」で勝負できるのは、
他の自治体が乗り出す前の段階であるべきでした。

とはいえ。
だからといって斜に構えていてはいけません。
税金が投入されるので、少しでも実りを収穫できるよう私のできる限りを指摘&提案し、
行政職員と頭をひねっていきたいと思います。
なにより、高石市を良くして、その良さを知って欲しい。

「知ってもらう」

「期待してもらう」

「転入してもらう」

「満足してもらう」

人口対策にはこういう導線が想定されますが、
人生でいちばん大きな決断をしていただくための商材をご提供できるかどうか、なんでしょう。

(↓↓↓畑中の昔の提案:マーケティングについて)
http://hatanakamasaaki.net/news/?p=1770

(↓↓↓昔のシェアしたニュース)
http://toyokeizai.net/articles/-/57362