畑中政昭公式webサイト

小中学校のこれから

12月議会が終わりました。
今年最後の一般質問では、「公共施設はいつまでもつのか?」という点で、計画的な管理をしていきましょうという質問をしました。
特に、保護者の方が関心をもっておられる「私たちの学校ってなくなるの?」という点を中心に聞きました。
小学校が統廃合の検討を進めるのは、「各学年が1クラスになった時点」という一定の基準があります。

ここで考えられる統廃合のパターンは2つ。

1つは、児童数が減少してしまうこと。
もう1つは、施設の老朽化。
答弁で明らかになったことは、
・児童数は減っているけど、今の0歳児が卒業するまでは統廃合の心配がないこと
・物理的な耐用年数では、まだ建替をするほどの老朽化を迎えていないこと
でした。
当分は統廃合の心配はないということでホッとしましたが、裏返せば、12年後に「補修や修繕」か「建て替え」か「統廃合」かを決めないといけないわけです。
個人的には、長寿命化をし続け、いつまでも遺したいと考えていますが、補修のコストがかえって、市民負担にならないとも限りません。
目先のキレイゴトを言うだけでは、市民と課題を共有できません。
学校は地域の核となっていくことからも、今から、皆さんと課題を共有し、考えていかないといけないテーマだと思い、今回の質問はこれを選びました。