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寒くなってきました。

去年着用したコートやらマフラーやらが必要になってきたので、クローゼットを粗探ししてます。

夕焼も冬らしい色合いになってきました。

 

冬の匂いが強まってきました。

風邪などお召しになりませぬよう、お身体をご自愛くださいませ。

■ ■ ■ ■ ■

本日は、議会運営委員会。

12月議会は1130日~1212日までの会期となりました。今年最後の議会、気合い入れなおして臨みます。

 

また、今回の議会運営委員会において、政務調査費の通信費についての基準、本会議・委員会への機材の持ち込み、委員会同室傍聴、インターネットなどによる映像配信などの議会改革案が、議会運営委員会で議論されました。

 ちなみに、私は委員ではありません。高志会からは松本善弘議員が委員として参加してもらっています。

 各会派から、かなり中身の濃い議論がされました。どれも一朝一夕では実現できないものであって、その財源、ルールづくり、理念などをコンセンサスとって進めていかなければならないので、どうしても時間を要します。

 特に、財源。五次健全化計画で職員や市長の給与カットも提案されており、また、市民福祉も低下している部分があるのにかかわらず、議会だけ自分たちの改革のためにお金を使うという考えは、あまりにも時勢に逆らっているものです。

 そういった意見も多く、お金の要する政策は健全化の目途がついてから検討する。そして、お金のかからない政策については、議論を進めていくという結論になりました。また、職員や特別職の給与を削減するなら、議会も何らかの歳出削減を考えるべきと、議長に議論していただける場を作っていただけるよう高志会から提案をしました。

 

 さて、傍聴しながら、思うことは、「そもそも高石の議会はどういう方向で変えていくか」という哲学が希薄になっている気がします。

 「他所がやっているから取り入れよう」という流行病のような手法で政策を実現させていっては、政治哲学のないもの、すなわち、「制度は立派、それを使う人はなってない」という日本中の自治体で散見される現象に陥りかねないのです。

 高石の議会は遅れています。しかし、日本中の議会が遅れています。「隣の芝生は青い」という理由で他市を真似するよりも、「本当に市民のために、議会がどうあるべきか」という議論を始めていかねばなりません。

 政策力に特化した議会、開かれた議会、市民と距離が近い議会、チェック機能に特化した議会。様々な方向性がありますが、これを網羅することはできません。

 高石市議会はどの方向で進んでいくのかを議論しない限り、どんな政策も中身の薄い制度利用になってしまうと思うのです。

本日、12月議会の議案が発送されました。

さて、これから、

1125日(金)議会運営委員会

1130日(水)12月議会開会

という流れです。

 

議案の内容は以下の通り。

■議案1号 高石市二・三世帯同居等支援事業に係る新築住宅等の固定資産税の特例措置に関する条例制定について

 →人口流出を防ぐため、2世帯、3世帯住宅を購入した場合、固定資産税を軽減するもの

■議案2号 特別職及び一般職の職員の給料の特例に関する条例制定について

 →第五次財政健全化計画で示された、市長・副市長・教育長・職員の給与削減の議案

 →市長は20%、副市長・教育長は15%、職員は29

■議案3号 一般職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例及び非常勤職員等の給与等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 →人事院勧告に準じた給料表の引き下げ

■議案4号 高石市副市長定数条例の一部を改正する条例制定について

 →副市長を2人に増やす議案

■議案5号 高石市水道事業条例の一部を改正する条例制定について

 →水量メーターの点検、料金徴収の方法についての変更

■議案6号 高石市立体育館条例の一部を改正する条例制定について

 →公益法人制度改革3法が施工されたことに伴い、市立体育館の施設管理公社への指定管理を解き、教育委員会直轄で管理する。

■議案7号 高石市災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例制定について

 →災害弔慰金を支給する遺族を「兄弟姉妹」と加える。(法改正によるもの)

■議案8号 高石市乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例制定について

 →通院医療費を3歳児から就学前まで、入院医療費を就学前から小学校卒業まで拡充する。※所得制限なし、平成2441日~

■議案9号 高石市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例及び高石市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例制定について

■議案10号 高石市手数料条例の一部を改正する条例制定について

 →府から受ける移譲事務のうち、屋外広告物の許可事務について、手数料を設けるもの

■議案11号 高石市事務分掌条例の一部を改正する条例制定について

 →新設:ブランド戦略課→政策推進部、統合:管財課→総務部

■議案12号 高石市企業立地等促進条例の一部を改正する条例制定について

 →歳入確保のため、企業立地促進条例をバージョンアップ

■議案13号 専決処分の報告について

 →南海中央線の加茂地区延伸部分において電柱の地中化をするための予算措置

■議案14号 平成23年度高石市一般会計補正予算 ※主な内容

 →高南中学校の中学校給食導入に向けての工事費、指定管理の委託更新、スマートウェルネスシティの事業委託量など

■議案15号 平成23年度高石市国民健康保険特別会計補正予算

■議案16号 高石市教育委員会委員の任命について

■議案17号 高石市公平委員会委員の選任について

■議案18号 泉北環境整備施設組合規約の変更の協議について

 3市の負担割合「均等割35%:搬入量割65%」を「搬入量割:維持管理費」と変更

■議案19号 指定管理者の指定について(市民文化ホール他)

 →アプラの三階部分の指定管理を今までのハートスに加え高石都市開発の共同事業体で指定管理することにするもの

■議案20号 物品の購入について

 →デジタル防災行政無線(固定系)の購入、28,035,000

■諮問1号 人権擁護委員の候補者の推薦について

■報告1号 専決処分の報告について

 →作業用の公用車と車両の接触事故による損害賠償したことについて

■報告2号 寄附金収受について

 →保育所及び障がい者福祉のための指定寄付1,000,000円を収受したことについて

以上が、審議予定の案件です。

 

印象としては、割と密度の濃い議案であると思います。

 

あと1週間で、議案書の読み込み、職員や市民とのヒアリング、質問の作成をおこなっていきます。なので、ご意見などがあれば、お寄せください。

大阪府市議会議員研修会というものは、府内の市議会の議長会が主催となって、1年に1度、大物講師を招いての研修会です。

今まで片山善博氏や浅野史郎氏などの話を初めて聞けたのも、この研修会です。

 

今回は、中央大学大学院教授の佐々木信夫氏です。

内容も、非常に示唆に富んでおり、地方議会について現状の論点整理をされ、これからどうあるべきかを、お話されました。

 

ざっと、気になったところのメモ ↓

 

・戦前は、知事・市長が議長も兼ねていた。このことが名残となって、現在の議長に議会招集権が与えられてない。

・「政治」は執行機関ではなく、意思決定機関である議会を指す。意思決定こそ政治メカニズム。

・大都市に特例を与え続けてきたのが、政令指定都市。

・基礎自治体を強くするのが、国際的な流れ。※市町村→基礎自治体 都道府県→広域自治体

・地方議会のありかたが全国一律というものが、いかがなものか。

 → 監視機能への特化論 or 立法機能の強化論 or 議員内閣制志向論

・都道府県の空洞化は間違いなく進んでいる。

・集権体制の利点→統一性、公平性

・分権体制の利点→多様性、迅速性

・中間政府(都道府県)に60兆円も要らない。イギリスのGLCなど、基礎自治体を中心に住民サービスを考えるべき。

・資源の再分配はできない。選挙があるから、己の得点欲しさに奔走する議員がいてしまう事実。→選挙では、「サービスを多く、負担を少なく」を言わなければ、集票できない仕組みとなっている。名古屋のような大衆民主主義に陥る危険性も。

 

上から5つ目の点は、興味深い指摘です。

「議会はチェック機関」なんて言われていますが、チェックだけ果たしていればOKではありません。

それでは、住民の需要に応えていないと考えています。だからこそ、政策立案能力が要請されています。

また、議員にも執行責任を付与すべく議院内閣制という論も俎上にあがってきています。

結論から言うと、この3つを網羅できる議会は存在しません。というか、限界です。

だからこそ、この3つのうちに「自分のまちはどの議会スタイルを選択するか」が問われているのです。

 

私は、真ん中の「立法機能の強化」が最も求められており、自分にも合っている議員スタイルです。

 

チェックに特化しても、「○○をチェックしました!」「○○を未然に防ぎました!」なんて声高に議員が唱えても、「コイツ、よう、やってるな」と思います?

「水清ければ魚棲まず」という諺のように、こまかな倹約が是とは限りません。チェックが行き過ぎると、職員は働きにくくなります。

だから、「チェック」より「政策実現」。「○○を実現しました!」「○○が達成しました!」という議員スタイルの方が、住民も分かりやすいし、なにより我々政治家に求められている究極の使命は「世の中を良くしろ」ということですから、そのためには、実現力が必要なんです。

 

もちろん、チェック力も必要ですが、これからは、何かに特化した機能というものが求められます。議会も行政もまちづくりも住民サービスも。

それを選択していくことこそ、地方分権による地方のあり方だと思います。

昨日は、大阪府議会の会館で、研修会に行ってきました。主催は、毎度お馴染の「関西若手議員の会」です。

この会は、本当の意味で「超党派」なトコロなので、今おこなわれている大阪府知事選挙においても、どちらかの陣営に参加している議員さんが多く(私もその一人なのだが)、様々な角度からの主張・意見が聞けたり、戦線の中身を詳しく聞けたりするのであります。

 

さて、研修会は、ソーシャルメディアについてです。この内容については、以前にも書きましたが。その内容は、ソーシャルメディアのなかでも利用者の多いtwitterFacebookについてでした。

 

ソーシャルメディアという背景、ネット社会での時代の流れ、情報倫理など、様々な角度から勉強をしたのですが、最も気になったことが、「誹謗中傷対策」でした。

他の議員さんも、同じ関心があるらしく、同様の質問が目立ちました。

 

政治家のブログに匿名で誹謗中傷を書き込んだりすることは往々にしてよくあります。それは、自分の意見が聞き入れてもらえなかった時の憤りから、また、自分の支援している政治家と対立関係にある政治家を陥れるためだったりとか。それには、色んな背景があります。

 

ですので、ブログのコメント機能に「承認制」を設定し、管理者の検閲を通って、公表されるという承認制方式というブログ運営をされている方が多いようです。私もその一人。

 

しかし、ブログではそういった機能を設定できても、ソーシャルメディアではあくまで「オープン」であることが前提であるために、そういった機能の設定というのは難しいのです。

 

そこで、政治家からするとブログに比べtwitterなどのソーシャルメディアというのは、情報発信のツールとしてはウェルカムだけど、リスク管理がしにくいという難点があるのです。

 

ちなみに、私のブログの承認制ですが、あまりにも有害なサイトのURLを貼られたり、明らかにウイルスを拡散させられるコメントが、寄せられたりするので、承認制を採用しています。ですので、日本語で書かれたコメントは全て承認させていただいております。

日本語のコメントの方が少ないのですが・・・。

 

さて、誹謗中傷についてのコメントですが、私の考えでは「それでも承認すべき」と思っています。ブログをご覧いただいている市民は、誹謗中傷の中身より、誹謗中傷にどう対応するのか、を見たい、もしくは見るべきではないでしょうか。

ただ単に謝罪するのか、迎合するのか、説得するのか、反発するのか、粛々と意見を述べるのか、採り得る選択肢はたくさんありますが、「この議員は市民に対してどんな対応をするのか」というところが、政治家としての(言葉は悪いですが)力量だと思います。

 

講師の先生も同じことを仰っていました。

 

そして、そんな市民とのやり取りで政治が身近になっていくのであろうし、自分自身も鍛えられていくのでしょう。そして、市民も政治を視る目というものが練られていくのだと思います。

 

このソーシャルメディアの波というのは、これから加速度的に発展していくでしょう。だからこそ、この波に乗り切るように議員自身も鍛錬していかなければいけないのです。

30年以上過ごしてきた高石なのに、ポスティングをしていると、初めて出遭う景色がたくさんあります。

 

私にとってポスティングとは「政治を伝える手段」だけではありません。自分自身にとっても非常に大切な時間なのです。

体力を知るバロメーターでもあるし、頭を冴えさす時間でもあります。ダイエットでもあります。

 

しかし、ポスティングをするうえでの期待される最大の効果は、軒先でお会いする市民との会話なんです。

 

日本の社会はどうしても、「ラウドマイノリティ(声高な少数)」と「サイレントマジョリティ(物言わぬ多数派)」に分かれる傾向にあります。

「ご意見お待ちします」とかいうような受動的に寄せられる「市民の声」は、往々にして少数派です。そして、待ってるだけではコチラに届かず、聞きに行かないと把握できない「市民の声」は、往々にして多数派です。もちろん、どちらが是非とはいう問題ではなく、どちらも大切な「市民の声」です。
少数を蔑ろにし、多数を選択する「純粋な多数決による民主主義」は求められていません。多様な意見のコンセンサスを見つけ、衆知による政治が私の理想とする政治です。その為には、1人でも多くの意見を聞きに行かないとイケナイのです。

アンケートやパブコメなどで聴取した意見が「これが市民の声だ!」と軽々しく言ってはイケナイのです。

市民全体の多様な嗜好と価値観の基本軸となっているものを見据え、そこに自分の政治主張をする足場を作らないといけません。

 

その立ち位置を何度も何度も反芻するために、皆さんの声を頂戴しにまいるのです、ポスティングをしながら。

 

という、ポスティングをする私なりの意義です。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

 

日曜日は、高石漁港での青空魚市フリマでブースの搬入作業を終え、その後北助松商店街のわいわいフェスタでうどん屋を催し、イベント尽くしの一日でした。

 

お客さんにも喜んでいただけたようですし、何より「楽しめた」ことがイチバン。環境問題やら政治問題やら難しいお題では、なかなかムーブメントは起きませんが、「楽しい」や「ワクワク」させるものがあると人が動くんだと思っています。

娯楽を追従しすぎてはいけませんが、「何か訴えたいもの」を広めるための仕掛け作りとして必要な要素が「楽しい」とかいう感情なんでしょう。

 

だから、楽しめたこのイベントは、まだまだ可能性のあるものに化けると感じました。

それも、また楽しみ。

 

なんか楽しそうでしょ?

ただいま、高石市の第5次財政健全化計画のタウンミーティングが行われています。私は、日曜日の夜、デージードームにて出席させていただきましたが、入口で全労連や民主商工会さんなどで構成されている「安心してくらせるまちづくり高石」という団体が署名活動をされていました。

 

タイトルは、「健康保険制度の拡充を求める要望書」ということで、

1.国民健康保険料の引き上げ

2.子どもの医療費助成制度を中学卒業まで無償に

3.医療費一部負担金の免除制度の拡充

という誰もが「そりゃ結構なことじゃないか」というような内容

 

結論からいうと、高石の保険料は高いです。高齢者世帯のかなりの負担になっています。でも、医療費も高いです。国保は、あくまで「保険」なので、医療費の財源は、皆さんの保険料です。お医者さんに行けば行くほど、医療費が高くなります、ひいては、保険料が高くなります。(※このブログもご参照ください。)

そして、彼らは一般会計からの法定外繰入をするべきと主張されてます。これは、保険料だけでなく、税金を注入するということです。つまり、国保ではなく、社会保険を支払っているサラリーマンの方々の「保険の二重払い」をするべき、ということなのです。

 

個人的には、少しばかりの法定外繰入をしなければ国保は保てないと思っています。

 

しかし、国保会計がそんなギリギリの状態で上のような要望が通るわけはありません。

何とか子どもの医療費を上げようと財源を捻出している状態であるにも関わらず、このような甘言を吐くということは、将来の子どもたちに必要となる財源を先食いするということなのです。だから、私は「子どもにツケを回さない!」という主張を唱えるのです。

 目先の要望を実現するために、未来の財源を先食いした結果が、今の高石の財政状態なんです。同じ過ちを繰り返してなりません。

 

 市民でも、団体でも、政治家でも、だれでもそうですが、政治的な活動をするのであれば、もう少しだけ勉強していただきたいと思います。私でよければ、いくらでも智慧はお貸ししますので。何なら、一緒に活動しますので。

 

■ ■ ■ ■ ■

 今回のタウンミーティングは今までと違って、職員の方が中心になって説明されていました。今までは市長が中心でした。

 

 往々にして、職員というのは、市民に対して、過剰なぐらい説明下手です。専門用語や業界用語は飛び出るし、質問内容と答弁内容は食い違ったりします。

 

 市長や議員が、職員より説明上手なのは当然のことなのです。それだけ、市民と接する機会が多いし、何より、自分の思いを説明できなければ当選は難しいですから。

 

 だからといって、市長が中心になって説明しているタウンミーティングでは、いつまでも職員の成長につながりません。説明責任がますます求められている時代で、職員は市民に対しての説明力を養っていかなければなりません。

 

 今回のタウンミーティングはその前進だとお汲み取りいただき、聞き苦しかった点はご容赦くださいませ。

  

 雨の中にも関わらず、室内に入りきらないほどの市民の方にお越しいただきました。

 関心をもっていただき、有難うございます。

さて、本日ようやく決算委員会が閉会。

高石は、予算委員会・決算委員会ともに、全議員が参加メンバーとなるので、それぞれの意見が反映されるとともに、かなりタフな審議になります。

明日からは、一般質問に入っていく予定です。

 

■ ■ ■ ■ ■

 

9月で第6期インターンも終了です。

しかし、それは形だけ。

インターン生は遣り残した政策課題があるとのことで、9月以降の授業が始まってからも、休日を利用して、彼らは汗を流してくれます。

そんな彼らがブログを立ち上げてくれました。

また、遊びに来て下さい。

畑中インターン公式ブログ

 

■ ■ ■ ■ ■

 

この2カ月で、かなり鍛えたつもりです。

それは、単なる政策的な知識だけではなく、主体性を確立すること、コミュニケーション能力やディベート能力を向上させること、公徳心を養うこと、そして、レベルの高い有権者になること、です。

 

誤解を招きやすい表現ですが、決して、今の有権者のレベルが低いということではなく、政治家のレベルアップは有権者のレベルアップなくして実現し得ないからです。

 

地方分権で、将来、必ず、地方議員(特に市町村)は、変革に迫られます。

同時に、それらを選択する有権者も責任が大きくなります。

 

これからは、何か問題が起きても「国のせい、府のせい」にはできなくなるでしょう。

市が、判断し、行動主体となっていかねばならいのですから。

 

そして、その影響を被るのは、政治家ではなく、有権者なんです。

中世フランスでは、失政をおこなった政治家はギロチンで首を跳ねられましたが、

現代日本では、失政をおこなわせたということで有権者にも、自己責任という名のもとに、責任を被らせる仕組みとなっています。

 

そのために、絶対に必要なのが、有権者のレベルアップなんです。

 

政治リテラシーが鍛え上げられた人材を、一人でも多く世に輩出させ、

彼らが政治家を見抜き、愚かな政治家は淘汰し、胆力と智慧のある政治家を作っていくことが、少しでも日本が良くなる道だと、私は信じています。

私は、そのためにインターン生を受け入れており、将来に責任をもつ若手議員の責務であると思っています。

 

 

まだまだ、これからも受け入れをし続けますので、ポスティング中や駅立ち中にでも、見かけたら声でも掛けてあげて下さい。

 

彼らの、真っ直ぐで美しい眼差しに、私も初心を思い出すのです。

彼らの、愚直で直向きな姿勢に、少し羨ましくも思うのです。

本日は9月議会に向けての議会運営委員会でした。

委員会の中で、前期から私たち(無所属市民ネット時代)が提案していた議会を透明化するための提案について議論がされました。

内容は、傍聴者への資料の配付・委員会の同室傍聴・議会のインターネット配信(中継)・議会だよりの充実です。

もちろん、こういった提案は私たちが初当選する前の過去から議論&実現されてきているので、提案に提案を重ねて議論されているというのが実情です。

 

今日の段階では、傍聴者への資料(議案)の配付が、議会事務局前(3階西側ロビー)にて試験的に行われることになりました。

前期においては「1階に全ての資料を閲覧用として置いて欲しい」という提案もしていましたが、資料を置く以上、その管理も職員がしなければなりません。

「市民を信用して・・・」という意見もありましたが、管理というものは性善説で考えてはならないもの。とりあえず、今回の試験的な実施が第一歩として進めたことに嬉しく思います。

 

また、残りの提案事項は財源の確保が求められてきています。民間でも行政でもそうですが、必要かどうかではなく、その事業にかけるべき費用かどうか(費用対効果)を考えて、実施していかなければなりません。

そのために、次の議会までに一定の考え方を示すということとなりました。

 

そして、他の委員さんからもペーパーレス化や電子機器の持ち込みなど、様々な提案がされました。

議会全体が活性化してきていることに嬉しさを覚えました。

 

しかし、同時に、私の提案もそうですが、「どういった議会にすべきか」というビジョンをこれから描いていく段階に迫ってきているとも感じました。

選挙のたびに議員は変わるので、固定的なビジョンは描けないにしても、開かれた議会なのか、活発な議論のできる議会なのか、政策提案型の議会なのか、それぞれの目指す志向によって果たすべき役割も自ずと変わってきます。

 

行政は民間に比べて、意識や感覚が遅れていると言われます。

しかし、議会はそれ以上に遅れていると言われています。

 

時代の流れに合わせたニーズに応えるために変えるべきものは変えれるような柔軟な姿勢であって、かつ、ビジョンに向かってブレない、竹のように撓る組織にしていかなければなりません。

 

■ ■ ■ ■ ■ ■

 

さて、9月議会ですが、(私が考える)主な内容をご紹介します。

 

1点目が、第五次財政健全化計画です。8月臨時議会では説明を受けるのみだったので、今回の9月議会で質問をさせていただきます。議決事項ではないので、賛否を表す意思決定は議会としてできないのですが、高石の未来にツケを残すのかどうかの大切な計画です。自分の思いを存分に注入できるよう、ここ数日、机に向かっています。

 

2点目は、決算です。市の決算は、331日までの会計年度で、その後531日までの出納閉鎖期間を経過し、監査委員に決算審査され、9月議会に決算書として出されてきます。

決算を審議する委員会での議論が、来年度の予算に影響するために重要な審議の場であるにもかかわらず、12月議会などで審議されている自治体もあるそうです。ですので、原則、決算委員会は早ければ早い方がいいのです。

高石は去年までは、11月に決算委員会を開催していましたが、今年から繰り上げて9月議会で試験的に審議することになりました。これも議会として一歩前進です。もっとも近隣自治体で採用している市町村も割と増えてきています。

ちなみに、私は監査委員で、8月に決算審査をおこなったので、今回の決算委員会では発言できません。もちろん、当然と言えば当然なのでが、なんか淋しい気もします(*_*)

 

3点目は、補正予算です。防災関連の予算が目立っているように思えます。これも、それぞれ十分な議論がされると思います。

 

以上が、9月議会の主な内容です。

会期日程は26日までとなっています。

 

先週末は、東京で全国若手議員の会の総会・研修会でした。

 

研修会の講師は、何度か高石にも足を運んでいただいている逢坂誠二衆議院議員。話も巧く、理論も整理されていて、国会議員には珍しく聞き応えのある講演をしてくれました。

 

 以下、内容です。

 

1.    目的意識のない議員は辞めるべき

若手議員を目の前にして、「みなさん、目的はありますか?無いなら、すぐお辞め下さい。」と、開口一番、刺戟を与えてもらいました。

いや、当然のことなんです。

この前のブログにも書きましたが、「議員になることが目的の議員」が余りにも多く、ましてや、若手議員のなかにも増えてきているのが実情です。

 

そして、まちづくりにも理念や目的がないから失敗例が多い、というコト。

現在のまちづくりをするうえで行政がしてしまっている失敗は、「近視眼的、かつ目先の課題に追われ過ぎている」ことです。高石市も同じように。

そういった目先の課題解決も大切なんですが、将来を展望し、どのような理念をもって、どのような哲学を埋め込んで、縦の軸をしっかりと通したまちづくりが求められています。でないと、ブレます。

 

これを町長時代の経験則から語られる逢坂議員の講話は、非常に地に足着いた理論で、納得できるモノでした。

 

2.    原子力の問題

想定されていた事以外の事態が発生したが、以前から警鐘を鳴らしていた学者はいた。原子力というものは、理論上は、人間が利用可能になるエネルギーだが、これから莫大な時間が必要となる。

最終処理もできていないような状態で、このまま原発を政策的に進めるのはあまりに暴力的。

また、代替エネルギーも確立できていないのに、すぐさま原発を止めるのも、それも暴力的。

国民的議論が必要。地域の実態を把握して、国家レベルで大きな方針をたてるべき。

 

とのこと。

段階的に脱原発は進めていくべきであるが、短絡的な「原発=悪」という論は、あまりに飛躍された結果に陥る危険性があります。

 

原発の何がいけなくて、何が安全なのか。

どういう総括をして、未来に対してツケの残さないエネルギー政策を引き継ぐのか。

特に、完璧安全主義ともいえる福嶋みずほ症候群が蔓延しつつあるなか、十把一絡げに問題解決を行うのではなく、しっかりと善悪を精査したうえで取り組んでいくべきです。

ヒステリックにならず、誠実に。

 

3.    そもそも政治とは?

政治とは、社会で合理的解答のない領域を扱う分野。

だから100%の賛成は得られない。

だから批判されがちなもの。

 

私も政治とは何か。を考えるときに、「そもそも政治が必要かどうか」という掘り下げを行い、ゼロベースで考察します。

その考察の経緯のなかで、市場や社会が手を伸ばさない領域を政治が補完すべき領域なんだ、と考えています。

そうすると、政治の役割は二つに分かれます。

 

一つは、必ず存在しなければならない政治。

一つは、民の社会性・利便性を向上させる政治。

 

前者は、生活保護などの最低限の福祉や警察、国防などの治安分野

後者は、道路敷設や子育て支援など

 

この優先順位はもちろん前者です。前者を怠って後者を優先するならば、それは悪政ということであると判を押します。

この政治哲学の背骨がなければ、政治家としてブレます。

改めて、自分の背骨である政治哲学と向き合いました。

 

4.    そもそも民主主義とは?

民主主義とは単なる多数決による決定ではなく、政策決定に至るまでの形成段階において多角的な意見を盛り込んで、決定していくことにある。

 

おそらく自治体としての民主主義の「使い方」がそうなんだと思います。

 

私は少し違って、

日本の民主主義は、どこかの知らない誰かにコントロールされており、自分たちは民主主義なんだと盲目的に満足させられている高度な共産主義的な構造にあると思っています。

この考察を話せば長くなるので、また改めてアップしたいと思います。

 

この意識を変えていくには、ボトムアップしかありません。

少数派の意見を衆知として止揚させ、住民意識から変えていくことでしか可能性を見いだせていません。

それほど、難しい壁だと思っています。

 

何でもそうですが、上だけ変えても何も変わりません。

下から引っ繰り返すぐらいのことをしなければ。

 

5.    国を変えるのは地方から。

最後に有難いことを仰ってくれました。

国の礎は地方。

地方が元気がでなければ、国も元気がなくなる。

そのなかに、理念と目的意識をもって取り組んで欲しい。

 

「言われなくても」というぐらい我々が責任と覚悟を持っていなければならないものを、衆議院の方から鼓舞されたのは嬉しかったことです。

 

  非常に勉強になりました。

  だけではなく、理論もエネルギーも肥えさせてもらった時間でした。

 

議員の勉強会というものは、たくさんあります。そして、その研鑽を積む議員同士の組織もたくさんあります。

 

私自身も、関西若手議員の会、関西圏政治研修会、大阪府教育改革の会、関西若手議員決起の会、竜馬プロジェクト、関西州政治連盟と、議員同士の組織に入らせてもらっています。

 

ここで、何をするか。

それは、ネットワークづくりや政策研究、要望活動など、多岐にわたります。

 

 

そんな組織の中で、私にとって特別な存在の組織が林英臣政経塾という場所なんです。

 

3年前、高石市議会で自分の思い通りにいかず、市民の期待にも応えられない。政治家として、どう進むべきかわからない、というような悩みを抱えている時期に、この塾に出逢いました。

 

その塾では、政治家としての政策形成能力やスキルを磨くのではなく、

政治家としての大局観や思想哲学、人間力、己の心胆を鍛える場所でした。

 

私に足りていなかったのは、そんな精神面であると、気付かされました。

 

 

 テレビや新聞の向こう側で醜態を曝し続けている、あの勇気ある国会議員たちは、おそらくある程度は「優秀」なはずです。「政治のお勉強」という点では。

 

 にもかかわらず、なぜ、この国は一向によくならないのか?

 

 それは、

彼らの為すことが大局観に捉われない近視眼的なもので、

思想哲学が注入されていないからブレブレの政策になってしまい、

人間力、心胆が鍛えられていないから一部の世論を気にして迷走してしまうのだと思います。

 

でも、今までは、それで何とかこなせていたんだと思います、平時は。

 

これからは、違います。

この国は、まだまだ混迷を迎えると思います。

 

そんな時代を生き抜く政治家に求められるのは、上に記述した、従来の政治家にはないものです。すなわち、大局観であったり、思想哲学であったり、人間力であったり。

 

 

私は、それを林英臣政経塾で学びを深め、同じ感度をもった同志たちと切磋琢磨し合っています。

 

そのような毎月の学びが、中途半端に悩んでいた恥ずべき私の殻をむいてくれて、成長させてくれます。

 

そんな自己成長も大切ですが、私と同じように当塾に思いを込められている同志と切磋琢磨し合うことも、また、大切な時間です。

 

色々な意味で、私にとって、この塾は、特別な存在なんです。

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