地方分権の勉強会
2月5日(金) 10時~ 地方分権のヒアリング@総務省
この日初めて総務省を訪れました。若手議員の同士の方がセッティングしていただき、地方分権一括法(機関委任事務の廃止)、三位一体改革など過去の経緯、そして地方分権の現在の進捗のヒアリングをしてきました。
資料や本で勉強するものも限界があり、中身の内容まで走ることはできません。しかし、官僚の方からよく説話を聞くことによって、話の内容の温度・空気などを感じることで、その制度が今後どのようなものになっていくのか、を窺い知ることができます。
また、地方分権というと、市民生活には直接関係ないと思われるかもしれませんが、そんなことはありません。というよりも、密接に関係する事柄が多いのです。介護保険料や都市計画、社会福祉や教育など、地方に仕事の権限を委譲することが多くなれば、地方でやらなければなりません。
地方に裁量を与えられるということは、地方で格差がでるということになります。例えば、介護保険料は一定、法律(国)で決められていますが、これを条例(市)で決めるとなれば、隣の市と高石市では保険料が雲泥の差になる可能性もでてきます。(私はそれでも地方分権を推進しなければならないと思っていますが・・・)
3月は高石市の当初予算が決定します。国の考えを理解することで、より高石のまちづくりに貢献できればと思います。