畑中政昭公式webサイト

これからが救援の為所なんです。

 東北地方太平洋沖地震が発生し、10日が過ぎようとしています。そして、メディアは、CMや番組を日常へと戻しつつあります。さらに「復興」やら「希望」やらが露見されるようになってきています。

 阪神大震災のときにも大きな被害を受けなかった私が申し上げるのも説得力の無い話かも知れませんが、被災地では少しも「復興」やら「希望」やらを感じ取れていないと思っています。

 逆に、マスコミが日常に戻す時からが、支援すべき時期だと思います。連日、被災情報が報道されれば、同じ日本人として「何とかできないものか」と思うものです。しかし、日常のエンタメやCMが流れ出すと、忘れないまでも今まで以上に関心が薄れていくものでもあると思っています。

 私たちが「東北は大変やな。」「親族はいなかったの?」「最近ACの宣伝が減ったなぁ。」と言っている間にも、彼らは未だに厳しい避難生活を送っています。

 私たちが大して不便を感じない生活を送らせてもらっている一方、被災者は割り切るこのできない日々を送っています。

 私は、高石市議会議員として、高石の防災の充実。日本人として、彼らへの計画的・恒久的な支援を訴えます。それが職務であり、日本人としてすべきことだと認識しています。

 「世間」が地震を忘れさせようとします。もちろん、マスコミも仕事です。主観では許し難いですが、彼らも一定の報道精神の上での任務なのです。

 だから、私は訴えます、「これからです」と。救援物資も義援金もこれから必要なんです。

 「落ち着いた」という雰囲気に世間が犯されたときこそ、周りの人たちに呼びかけ、行動を興さなければならない時です。それは、半年、1年、、もっとそれ以上かもしれません。

 どうか、皆様の変わらぬご支援を被災地にお届け続けて下さいますよう、心より伏してお願い申し上げます。

http://www.city.takaishi.lg.jp/kakuka/soumu/kikikanri_ka/tohokuquakeinfo.html