【状況報告】防災講演@高石市
さて、2回連続防災に関してのブログでしたが、このブログも防災関連・・・。
「もう、飽きたぞ」と怒られるかもしれませんが、私の防災に関する政策力を高める集中期間でしたので、どうぞご容赦をくださいませ。
高石では、割と宣伝していたので、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、今日は、市役所別館でフジテレビでお馴染の山村武彦氏の防災講演の日でした。
たくさんの市民の方が参加されており、防災意識を高めるうえで有難い講演をしていただきました。
講演の内容は、前述のブログでもあるように、「逃げる」ことが最も大切であること。
そして、迅速な避難のために、避難訓練を意識して行うようにとのこと。
やはり、防災というのは、この二点に集約されます。
堤防の高さには限界がありますし、地震による地盤沈下があれば(陸前髙田で最大120㎝)、それだけ堤防が低くなります。
行政がすべきことは、ハードの整備よりも、市民の防災力を向上させるために、どんな取り組みをしていくか。
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そもそも、防災の最大の目的は何か、ということに主眼を置いて、優先事項を決めていかねばなりません。
政策形成においてもそうです。何を最優先して政治がしなければいけないのか。
防災の最大の目的は、命を守ることです。
財産が流されても、お金が無くなっても、それよりもまずは、命が優先されることだと私は思っています。
だから、避難が重要なんです。
避難路も整備しなければいけませんし、要援護者をどう避難させるか、そもそも地震がきたら避難してくれるのか、避難を促す情報伝達はどうなっているのか・・・。
この避難という最も生命を守ることのできる手段とレベルを高めていくことが、私の高石の防災力向上への政策アプローチなんです。
なので、市民の皆さんの協力も必要です。
前述しましたが、
・・・避難訓練には参加して下さい。
・・・ご近所同士のコミュニティを作って下さい。
それが、最大の市民参加だと私は思います。
「行政に任すだけではなく、安心・安全は自分の努力によって作るものである」
by 山村武彦 氏