畑中政昭公式webサイト

総合避難訓練

先週の木曜日に行われた総合避難訓練の報告が先ほど届きました。

報告といっても参加者数のみのデータです。

どうやら合計で7941名の参加者数だったようで、市内在住の約13%の方が訓練に参加いただいたことになります。

市民の皆さん、寒いのに有難うございました。拝

 

従来の、極端に区切られた区域の総合避難訓練と比較すると、かなり大勢の市民の方が、避難訓練に参加してくれたことになります、平日にもかかわらず。

東日本大震災の影響もあるかもしれませんが、ここまで参加者数の増を図ることができたのは、高評価できると思います。

また、短期間にも関わらず、マンションなどへの避難ビル指定の営業と、その成果など、目に見えるカタチで、防災力が向上されています。

 

さて、ヨイショはここまで。

総合避難訓練の作業内容や段取りなど、克服しなければならない点が多々あります。

まず、防災無線の音量が小さ過ぎたこと。発生時を想定し、訓練当日はテストも兼ねて最大音量で避難勧告をするようにと、議会からも提案のあった内容なのですが・・・全然聞こえませんでした。家の中でテレビを点けてても、聴こえないといけないのに、外に出ても、あんまり聞こえませんでした

また、防災グッズも少量発注だったこと、雨の中無意味に列を為して並ばせていたこと、自治会や自主防災組織への連絡が直前過ぎたこと、避難における要援護者への負担が大きかったことなど、枚挙に遑がないほど、多くの課題に気づき、参加されていた市民からご意見が寄せられました。

 

ただ、チャレンジングな姿勢は持つべきです。「非難があるからやめとこう」という従来の行政らしいスタンスではなく、「非難を進歩に変えて」一年一年、よりレベルの高い避難訓練を実施して欲しいと思います。