高志会通信 第3号
高志会通信 P1,4 高志会通信表
高志会通信 P2,3 高志会通信裏
平成24年度予算が賛成多数、反対少数で可決されましたが・・・
「中学校給食の導入」や「東南海・南海地震に対応した防災対策」などが組み込まれた今年度の予算が可決されました。これらは前の選挙でも多数の候補者が公約に掲げられていたので、市民ニーズが高い政策がいくつか実現したと非常に嬉しく感じております。
しかし、敢えて問題提起をしたいと思います。それは「予算に反対するという行動がもたらす結果」についてです。
予算は反対多数で否決されると、その予算は執行されません。政策部分が削ぎ落とされた暫定予算が組まれます。その暫定予算が組まれると、上記のような中学校給食の導入や防災対策は著しく遅れるか、実現困難になってしまいます。「予算に反対するという行動がもたらす結果」は、市民ニーズの高い政策が実現できなくなるということに繋がります。
今回の予算を反対した議員さんは、そんな結果になっても致し方なしとご判断されたのでしょう。高志会としては、スマートウェルネスシティや国民健康保険などの個別的な課題に否定的な見解を示しているものの、それでも中学校給食や防災対策は市民ニーズが高い政策であり、進めていかなければならないと認識し、賛意を表しました。この通信では私たちの予算に対する指摘や要望を掲載しております。どうぞ、ご高覧ください。