畑中政昭公式webサイト

農地パトロール

農地を減らして市街化すべきか、それとも遺すべきか。
この二択なら私は後者に立ちます。
しかし、耕作の担い手がいないという現状と、いったん耕作放棄地になったら作物が十分に育つのに何年もかかるという課題があったりして、思うようにはいきません。
一方で市街化するのにも土地所有者(営農者)の賛同が不可欠であって、賛同するということは農地を手放すということだから、市街化するのも困難を要します。
こういう両者の問題から生まれるのが、耕作放棄地。
田畑を耕せずに雑草伸び放題になっています。
耕作が無理でも、せめて「雑草だけでも剪定してくださいよ」と指導するために実地調査する農地パトロールに行ってきました。


もちろん、これは対処療法でしかなく、根本解決には至りません。
でも、やはり私は田んぼや畑を遺したい。
初夏で青々としたまっすぐの稲が育ち、秋には頭を垂れて黄金色に染まる稲穂がある日本の当たり前の風景を、ずっとこれからも子供達が「当たり前にあるもんなんだ」と感じて欲しいのです。
まだまだ答えは見つかっていませんが、現場の営農者の方々とお話ししながら回るパトロールはとても勉強になりました。

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昼からは関西若手議員の会で奈良県庁へ。
階下の緑地には鹿さんがいます。
国保の制度改革と奈良県の取り組み状況を勉強してきました
上がり続ける国保の保険料、市町村で運営していた国保の広域化、医療費の抑制などなど、これも非常に有意義な研修でした

黄昏時の若草山と夕暮れの涼は、秋の物悲しさを程よく味わえ、
青春時代の淡い思い出が去来しましたf^_^;)

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