畑中政昭公式webサイト

せんりゃくか、戦略か。

「中央図書館での調べ物×カドヤ食堂での昼食」はもはや、不可避の組み合わせであろう。
カレー醤油なるものが食べて欲しそうにしていたので、次はそれを食べてあげようと思います。

カドヤ食堂

昼からは、総合戦略の策定会議を傍聴。
取り掛かるタイミングとしては遅すぎと批判されても仕方ありませんが、
個人的には全国一斉に「総合戦略」を策定しても、急に人口が増えたり、雇用が増えたりするわけがないし、
そもそもそんな好調具合が持続できるかも微妙なところ。

だったら、思い切って、時間をかけてでも議論を煮詰めたほうが将来にとって必ずや財産になる。
ちゃんと承継されてれば。

市にそういう思惑があるのかどうかは分かりませんが、
補助金欲しさに体裁だけの「せんりゃく」を練るのであれば、
この泉州地域で高石という街を創造していくに足る時間を費やしてほしいと思ってます。

そのひとつとして。
「市民サービスや公共施設を自分の街だけで担えない。
他市と連携しながら進めていかないといけない。」
という議論がようやく本格的に交わされるように。

5年前に「事務の共同処理」を提案した際に、
「自分の市だけで全ての仕事を担える時代はとっくに終わってる」と発言しましたが、
それが加速化されることはとても嬉しい時代の流れです。
とはいえ、自治体の仕事には「ヒモ付いた補助金」とか「市民からは、隣の市にあるのに、なんでウチにはこれないねん」とか広域連携しにくい土壌は昔のまま。

批判を恐れずにあるべき姿を導くのが政治家としての力量。
広域連携とは、(私は必要と思ってますが)世の議員が思っているほど甘い話ではない。