手話言語条例を学びに。
まさかの偶然。
視察中に辞意を表明されました。
https://www.fnn.jp/posts/00411087CX
明石市議会の議会事務局さまには、以前より申し込んでいたとはいえ、バタバタのなか視察を受け入れていただき、有難うございました。
「手話は言語である」と認められて初めて、手話を言語とする聴覚障がい者と、それ以外の音声日本語を言語とする障がい者が、同じスタートラインに立てるという考えのもと、手話言語条例の制定が全国的に進んでいます。
しかし、一方で、「偏見や差別でつらい思いをしてきたのはろう者だけではない。手話だけ特別扱いしないで、点字や音訳などのコミュニケーション手段にも配慮して欲しい。」という意見もあります。
それを章立てを別々にすることで、同一条例にしたのが明石市でした。
それこそ、福祉分野に強いという件の市長が入り込み、市内の各分野の障がい者団体とすり合わせを丁寧に進めながら、作り上げた珠玉の条例といえるもの(全国初のろう者が市議になるほど)でした。
ところが、高石市がやろうとしている「それ」は、
他市のコピペ条例ではないだろうか?
パブコメだけとって「市民の声聞きましたぜ」とでも言うのだろうか?
と、不安に思っているわけです。
また、「作ることがゴール、以降は棚卸もされない理念だけ条例」になってしまわないかなどの不安もあるわけです。
明石市の飲食店では筆談ボードが置かれてる店舗が増えてきたとか。
また、点字メニューも増えているとか。
ろう者の方々だけでなく、今まで差別や偏見を受けてきた方々のためにも、有名無実の条例ではなく、活性された条例を作らねばなりません。
たいへんな時にお邪魔する格好になってしまいましたが、3月議会に向けてとても有意義な研修となりました。