ワクチンの接種予約が開始しましたが
高石市は本日からワクチン接種の予約がスタート。
「予約できない」「電話つながらない」などの問い合わせが寄せられています。
ご不便をおかけし、申し訳ございません。
私も、何度かウェブ予約させていただきましたが、「誕生日の西暦がわからない」「登録番号の上5桁の0が不要」「1回目の予約できても、全ての作業が終わるまでに、他の方とかぶると、最初からやり直し」などの不便に直面し、てこずりました。
市民の方への情報発信に課題あり、です。
私も事前に瓦版として配布しましたが、それでも「個別接種はかかりつけ医が必要」と「集団接種はウェブか電話予約が必要」の違いを理解されていない方が多く、情報発信の難しさを改めて痛感した次第です。
「いや、集団接種の会場は隣接している総合保健センターだけじゃないか」
「診療センターと保健センターと別々で集団接種するの?」
と疑問に思いました。
確認してみると、これはどうやら、「保健センターで行う集団接種に診療センターのスタッフが協力する」とのことだったようです。
情報発信って難しいです。
それにしても、高石市の情報発信の課題は、平成30年の台風災害から顕著になっているのに、あまり改善される気配がありません。
もちろん、現場の職員は、今日のこの日まで試行錯誤して進めてきたことでしょう。
苦労の末の作業であることは間違いありません。
しかし、それでも課題と検証を繰り返すのが健全な組織。
特に、お年寄りへの発信は、正しさと丁寧さが必要なので、「HP更新したからOK」「チラシを同封するからOK」ときめ打ちするのではなく、回覧や動画で説明するなど重層的な説明が必要になります。
ただし、他市の状況を先んじてケーススタディしていると、そこまでの混乱はないようですが、行政の情報発信の具合に横並びの比較は不要。
災害時のことを考えると、テコ入れが必要です。