畑中政昭公式webサイト

保健医療センターは市立の責任を果たしているのか?

令和4年度の保健医療センターの事業計画、予算の報告を受けました。

そこで、前々から指摘している「PCR検査をしているのに、市民にお知らせしないのか?」という問題と、「濃厚接触or陽性反応での孤立高齢者へ訪問看護ができないか」と提案しました。

前者は、少し複雑なのですが、当該施設はPCR検査自体は実施しているものの、市民に積極的に「こちらでPCR検査できますよ」とお知らせはしていません。

感染拡大が高齢者施設や助産所などに広がると危険という考え方からです。

しかし、他市や民間は、すでに公表しています(画像参照)

(保健所に電話がつながらないという理由で)市民が困っており、民間の医療機関も「ここでPCRできますよ」と勇気を出して公表してくれているのだから、市立の診療センターも公的な責任を果たしてほしいと思います。

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後者は、提案レベルなのですが、一人暮らしで要介護や認知症の高齢者が濃厚接触や陽性反応が出ると、介護サービスが中断されてしまうことに(引き続き、サービスしてくれている事業者さんもあります)。

食事介助なども含まれるわけですから、お一人だけでは生活ができない状態になります。

こういった方々に対して、市立の訪問看護サービス(サービスしてくれている事業者さんがあるだけで、全ての訪問看護がサービスをしているわけではない)をあてがえないかというのがわたしの提案です。

もちろん、感染リスクが高まる(PCRよりもこちらの方が高い)ので、すぐには判断できませんが、これについても、高石市の公的責任というものをどう考えるかが問われています。

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