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令和7年度当初予算記者レク

・当初予算の編成においては、福祉関係費の増加・人件費の上昇・物価高騰の影響などに加え、高石市特有の課題として過去の公共事業等に係る公債費の高止まりにより、例年以上に大変厳しい状況にあります。

それに向けてまとめた主な内容をご報告します☘️

・当初予算の編成においては、福祉関係費の増加・人件費の上昇・物価高騰の影響などに加え、高石市特有の課題として過去の公共事業等に係る公債費の高止まりにより、例年以上に大変厳しい状況にあります。

・しかし、このような状況下でも、安全安心なまちづくりの推進・公共施設等の老朽化対策・人口減少や少子高齢化施策の充実を展開し、新たな財源確保に積極的に取り組みます。

【新規】大阪・関西万博の大阪ウィーク出展事業
大阪ウィークに参加し、だんじりの出展や体験型イベントを通じ、本市の魅力を伝えることで誘客促進し、地域活性化を図ります。
また、万博子ども招待事業については、課題であった会場までの交通アクセスについてはバスを準備することで対応し、その負担は保護者の皆様に転嫁させることなく、市の補助で実施予定です。
なお、報道等で心配されている熱中症対策については、比較的過ごしやすい季節でエントリーしているため大きなリスクとしては見ていませんが、児童生徒の校外学習においてはいかなる会場でも安全対策が必要であることから、引き続き安全な校外学習の徹底を図ります。

【新規】手話・コミュニケーション支援事業
障がいの特性に応じた様々なコミュニケーション手段を利用しやすい環境を整備するため、手話体験講座の実施や支援ツールの購入助成を行います。
また、手話言語・コミュニケーション条例も議会に提案しました。

【新規】健康づくり支援事業
今までの健康ポイント事業の課題を刷新します。
国の補助金が切れるタイミングで補助金依存から脱却し、自立した枠組みでスマホアプリを活用した健康づくり事業を展開。
対象者には定員による制限がありましたが、無制限に。
入会金も無料に。そして、運営経費は約2,000万円/年の削減が図られます。

【新規】小規模保育事業
待機児童解消を図るため、14年ぶりの公立保育士採用や民間園への就職支援補助などを展開してきました。
さらに新たに保育の受け皿機能としてR8年度から小規模保育事業所を総合保健センター内に整備します。

【新規】校内教育支援事業
不登校のこども達への支援の核となる「居場所」として、これまで校内教育支援ルームを小学校1校、中学校1校に設置していたものを、小学校全7校に拡充します。
すでに設置済みの学校では不登校数の減少など成果が見られていますが、いちばん
大事なのは「数字を改善すること」ではなく「こどもに寄り添える居場所の確立」と受け止め、社会的自立に向けた支援を推進します。

【新規】放課後のこどもの居場所づくり事業
放課後のこどもの安全な遊び場を確保するため、試行的に高石小学校の校庭を開放し自由に遊べる居場所を整備します。

【継続】南海中央線整備事業
加茂のふるさと広場からJR羽衣線までの南北の道路事業である南海中央線は、東羽衣地区(ふるさと広場〜新村北線)と東羽衣第2地区(新村北線〜JR羽衣線)とに分けられ、現在、東羽衣地区1工区の工事に着手しており、R8年度以降に2工区に着手予定。

【継続】羽衣駅周辺整備事業
R6年度に市民共創で駅周辺整備の基本計画を策定。これから駅前広場や周辺道路の実施設計を行い、羽衣駅周辺の賑わいづくりを促進します。

【継続】防災行政無線整備事業
防災行政無線・J-ALERTの全面リニューアルを行います。
緊急時、正確な情報を聞き取りにくい防災無線の情報について、現在はホームページでの掲載やLINEなどで補完していますが、それに加えて、メール・戸別受信機・デジタルサイネージなどを整備します。
災害などが起こった時の情報弱者ゼロの街を目指します。

【継続】消防庁舎整備事業
老朽化が進む高師浜出張所の建替を進めており、R7年度は基本設計、実施設計を行います。

他にも蓮池公園や南海本線高師浜線側道整備などもありますが、主だったものは以上となります。
2月21日から議会が始まり、R7年度の施政方針、当初予算などを審議いただきます。