高石市とマダガスカルージェラートに想いを込めて
昨年、高石市に一つの出会いがありました。
内閣官房の国際交流事業を通じ、私たちはマダガスカルの人々とつながりました。
帆船「みらいへ」でのダンス。
異国のリズムにあわせて一緒に踊ったり、アフリカの文化に触れて新鮮な刺激をもらった中学生たち。
バニラビーンズを使った料理実習を経て、国を超えて分かち合った時間。
「万博が終わっても、このつながりを続けたい」という強い想いが生まれました。
高石市はこの間、市内事業者とともに「マダガスカル産バニラビーンズを使ったジェラート」の商品開発を実現しました。
ふるさと納税の返礼品にも登録予定です。
背景をお話しすると、マダガスカルではバニラ農家が減少し、世界から天然バニラが消えてしまうかもしれない現実があります。フェアトレードを通じて農家を支え、天然のバニラビーンズを残すためにも貢献ができればと考えています。
その第一歩として… 万博で始まったご縁を、閉会前の9月30日、大阪・関西万博でコモンズ祭りに高石市も参加させていただきます。
この日に響く歌声と、甘いジェラートの香りは、未来へつながる約束の証です。

