泉北水道企業団の施設撤去について
泉北水道企業団は、かつて3市(高石市、泉大津市、和泉市)で設立し、水道供給を行っていた施設です。
施設の老朽化等により令和3年に解散し、その施設の撤去が現在議論されています。
▼当時の解散の経緯はコチラ
大きな問題となっているのは、その撤去費用について。
解散時の概算から現在の積算額が倍増されていたことです。
費用の内訳については、以下のとおりです。
R3 解体撤去費用概算(もともとの試算) | 約4億6500万円 |
R5 全員協議会提出資料(新たな積算) | 約9億7300万円 |
この増額を聞いた時、私自身も「解散時の数値は何だったのか」と驚いたのは事実です。
本日、議員全員協議会で議員から厳しく指摘されましたが、ご尤も。
当然のことですが、当時、議員とはいえ、その試算を見抜ききれなかった私にも落ち度はあります。
時計の針を戻すことはできないので、市民の皆様への説明責任とコスト縮減に努めるのが、今の私の責任と受け止めています。
この増額をめぐって市民の皆様に正しい理解をいただくために、FAQとして記していきたいと思います。
Q.増額分は税金で支払うのか?
A.現時点では、解体にかかる費用は水道会計から支払われる予定だったことから、そのまま水道会計からの支払いと考えています。会計自体は留保資金があるので、直ちに水道料金の値上げにはつながりません。
Q.今後のスケジュールは?
A.当初予算(R6)において、管路を処理する費用を計上する予定です。施設本体の撤去についてはR6、R7年度に跡地活用の方針を決定後、着手する方向で進めます。
Q.泉北水道企業団を解散しなくてもよかったのでは?
A.今回はあくまで撤去費用の増額です。たとえ、解散せずに存続していたとしても、今回の増額分以上に、その施設の更新費用(撤去と新設など)が発生していたものと考えられます。
(参照:イメージ図)
これからも様々な角度からご意見やご質問があると思いますが、上述したように説明責任とコスト縮減に最大限の努力をすることが、私に課せられた責任です。