台風21号により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。倒れた樹木が残っている公園、ブルーシートがかけられた家屋、処理しきれていない台風ゴミなど、まだ復旧できたとはいえない状況です。私たちが送っていた「いつもの生活」が1日でも早く取り戻せるようチカラを尽くしてまいります。
9月4日の台風襲来から、不安でいっぱいの市民の声や、倒木などで通行できなくなった道路、垂れた電線による感電が心配される箇所など、傷ついた高石の「現場」の状況を役所に届け続けました。
そういった災害対応のなかで、市役所の対応は決して「最善を尽くした」とはいえないものだったと私たちは受け止めています。もちろん、職員は昼夜を惜しまずに懸命に復旧作業にあたってくれた姿も見ていますし、日々変化する被害の情報に試行錯誤しながら対応してくれていました。
しかし、市民の立場に返ってみれば、「情報が届かない」という不安が「役所の動きが見えない」という不満になり、役所への問い合わせが頻発し、結果、それに追われて、復旧対応に影響が出てしまったという、役所自身の危機管理もできていなかったことや、そもそもブルーシートなどの必要な物資が十分に行き届かなかったという根本的な反省点も浮かび上がりました。もちろん、私たちも今までにブルーシートの必要性を殊更に訴えてこなかったわけですから、自分たちも大いに反省をするべきと考えています。
これを機会に、いつかは来るであろう大災害を乗り越えるために、本当の意味での「災害に強いまち」へとアップグレードしなければなりません。防災力向上のためのワークショップを企画しましたので、是非、ご参加ください。
▼防災力を高めるワークショップ、開催します!
「今回の台風21号で感じた皆さまの体験をお寄せください。」
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