インターン報告も終わり・・・
昨日は、5期インターン生の報告会でした。他市の議員のインターンと一緒に2ヶ月間の報告をパワーポイントでおこないました。
私は、この2カ月で得た学びをすぐに忘れてほしくないとの思いから、彼らに活動ごとに「気付きと置き換え」を課していました。これは、政治家養成の塾で、先生に教えてもらったことです。「優秀な経営者は講義を聴きながら、左半分のノートに気付きを、右半分には気付きから得た行動計画を記していく。だから、敏腕な経営者は行動力があり、やることが早い。」と教えてもらいました。なるほど、と感じました。
先生の教えの受け売りかも知れませんが、これが見事ハマりました。活動中でも「私が何を伝えたいか(気付き)と、どう自分の人生に落とし込んでいくか(置き換え)」を考えることで、かなり、彼らのレベルが上がったように感じます。
報告レポートも、気付きと置き換えが反映されていたと思います。
各インターン生が、議員のもとで学んだ政策や事業、政治家に対するイメージの変化などを発表していきました。
大学生とはいえ、なかなか高いレベルでのプレゼンで、今回初めての参加だったのですが、関心してしまいました。
議員インターンと聞くと、「政治家志望」と受け取られがちなのですが、私は全くそう考えてはいません。もちろん、志望するなら私は全力を賭します。
しかし、このたったの2カ月でできる「私から彼らへの教え」は、政治という場面をフルに使った人生観を養ってもらうことであると、私は自分で決めています。
彼らは、これから大学を卒業し、社会人となり、日本の社会を支えなければなりません。私は、今後社会人となる彼らに「国際社会に羽ばたき、日本の将来を担う人材」へと成長して欲しいと思っています。
また、政治の現場をリアルな感覚で感じることによって、有象無象の政治家を見抜き、真のリーダー(政治家)とともに、自分が住んでいるまち・国のために一翼となって欲しいと思っています。
私は、事務所も持っていませんし、どうしても受け入れる人数が少なくなってしまいます。しかし、ここで学んだことを周りの学生に広めるスポークスマンにもなって欲しいと、彼らにお願いしています。
この波紋は予想以上に広がりを見せそうで、私と同じ考えの議員がたくさんいることに最近気付きました。同士がいることは心強いことは言うまでもなく、様々な連携も可能になってきます。
周りのチカラが有難い。最近、本当に感じます。