畑中政昭公式webサイト

指定管理者の競争性確保に向けて

綾園4丁目にあるふれあいゾーンを運営している民間業者を選定する議案(指定管理)でした。
いちばんの問題の本質は、一者しか応募がなかったこと。
今でも運営してくださっているコナミスポーツ(近鉄ビルとのJV)さんです。
一者しか応募がなかったということは、他者との競争性が発揮されていません。
市長は「長年運営してくれていて、利用者が増えていることが他者から評価されている」とのことでしたが、言い換えれば参入障壁となっているとも考えられます。
一者しか応募がないという状況は、交渉の場における条件不利が起こったり、利益重視の運営に陥ってしまう可能性を生んでしまいます。
(当該事業者のことではなく、一般的な可能性の話です)

なので、私は、競争性確保のため、去年から公募をする前に事前に市場調査をするなどし、他者が応募をしやすい環境作りを提案していました。
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今回は、その提案は採用されませんでしたので、改めて、パネルを使って「こういうことですよ」と提案しました。
施設所有者の高石市と、管理代行している民間業者が、適度な信頼関係と、適度な緊張関係をもつことが利用者の満足度向上と管理経費の縮減につながるのだと考えます。
▼質問の動画(YouTube)