「たかいし新時代」決意文
私は4期15年半、市議会議員を務めさせていただいております。
「政治家はあくまで市民の代表であり、その声をできるだけ多くカタチにする」という信念のもと、初当選時から一貫して「対話型」の政治を目指して活動してまいりました。
いま、私のもとには「高石市は元気がなくなっている」「ビジョンがなく行き当たりばったりの施策が目立つ」「市民へ寄り添うどころか市民の意見に耳を傾けない」「職員もモチベーションが上がらず疲弊している」といった、声が市民や市職員が寄せられています。
現市政は、自立再生を選ばれ、財政難の高石市を人件費の削減をはじめとする民営化などで舵取りをされてきました。また、そんな財政難においても小中学校の耐震化や南海本線の連続立体交差事業などのハード整備も着実に進めてこられました。この点については心より敬意を評します。
しかし一方で、子育て世代への消極的な予算の使い方、お年寄り世代へのきめ細かくない施策の展開、ふるさと納税の減収、財政健全化のスピードが遅れている点などに、私は強い危機感を抱いております。
もちろん、高石市が何もやっていないわけではありません。しかし、人口減少問題については着実な成果と呼べるものはなく、このままの人口減少に歯止めがきかなくなれば、街の機能は維持できません。
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また、ワンマンな市政運営が目立っているように思えます。直前の議会では、給食無償化の修正案が可決されたのに、再議(議会の決定に納得がいかないから、もう一度審議にかけること)を発動し、給食無償化の実施を覆されました。
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私は、人口減少に歯止めをかけるための「選ばれる街」としての政策を展開し、小都市だからこそ、良い悪い両方の意見を共生させるコンパクトな高石市らしいまちづくりを推進してまいります。
まずは、街のリーダーがリスクを恐れずに、山積する社会課題に挑戦しなければなりません。
職員の皆さんには、目の前の困っている市民を助け、街の課題を解決するために、必死に考え、全力を尽くせるような市役所の組織改革を。
議会の皆さんには、賛成の意見を重宝するのではなく、反対の意見にもヒントがたくさんあることからも、どんどん積極的にご発言していただけるような対話型の姿勢を。
市民の皆さんには、「意見があればお願いします」ではなく、「意見を聞きに行きます」という積極的な市民参画を促すワークショップやタウンミーティング、関係者会議などを開催し、我がごとと思える街づくりを。
私、畑中政昭は、新たなリーダーとして、コンパクトな高石市だからこそ実現可能な「選ばれる街」となる「たかいし新時代」を築き上げていくことをお約束します。
▼記者会見