二十歳の集い
今日は高石市の二十歳の集いがアプラたかいしで行われました。
新成人の皆様、成人おめでとうございます。
今日は、久しぶりに会う同級生と「変わったな〜」「元気にしてる?」「今からどうしよか?」なんてことを話しながら、楽しんでおられることと思います。
私もそうでしたが、この日は、一生に一度。
思う存分、楽しんでください。
※羽目を外しすぎず迷惑をかけることなく、ですよ。
届けたい言葉
さて、とっくの昔に成人式を済ませたオッチャンから皆さんに届けたい言葉があります。
一つは、「今日のつながりだけで終わらせないで」ということ。
久しぶりに会えて楽しい1日となっていると思いますが、できれば定期的に集まって話をしてください。
今日の思い出を、今日だけで終わらせずに、繋げて欲しいと思います。
出席していない新成人の方は、色んな機会があると思いますので、その機会を大事にしてください。
高石市を舞台に、皆さんが繋がり合って絆が育まれることは、何よりの宝になります。
これからの時代は、「繋がり」が価値のあるものになります。
もう一つは、「人生の節目に、育ててくれた人に感謝を伝える」ということ。
なかなか恥ずかして言えないかもですが、照れを通り越して、感謝を伝えることができるのも成人だと私は思います。
自分の成長を喜んでくれている人にきちんと「ありがとう」を届けてくださいね。
考えて欲しいこと。
最後に真面目な話を。
「成人おめでとう」なんですが、皆さんはコロナ禍での青春を過ごされました。
理不尽なこともあったでしょうし、大人たちが頼りなく思えたかも知れません。
さらに、これからの時代は、ますます混乱が進むでしょう。
人口減少、気候変動、激動の国際情勢、産業構造の転換…。
まさに、激動期です。
私たち40代の大人が過ごしてきた時代とは、求められる資質が明らかに違います。
だから、私は皆さんに「昔のやり方はなぁ」と、自分たちの時代観を押し付けるつもりはありません。
でも、一緒に、この混乱期を乗り越えたいと思っています。
いや、時代観が違うからこそ、一緒に同じ船に乗って、嵐のなかでの航海をしなければなりません。
オッチャンたちが蓄積してきた経験値、皆さんがもっている若々しい感覚。
この調和がなければ社会は進化しません。
少なくても、私たちの世代よりは、長く「日本丸」という船に乗り続けるのは、皆さんです。
少しでも乗り心地を良くするため、私は全精力を傾けます。
皆さんにバトンを渡すため。
民間、学校、行政、家族など、それぞれのフィールドは異なりますが、少しでも「日本丸」を良くするために、それぞれのできることを行いましょう。
その行いが、必ず幸せに繋がります。
皆さん、一人一人の幸せを願っています。